
これまでの自転車旅(日本一周)の経路
これまで長期休暇を何回か使って、小分けにして自転車で日本一周を目指してきました。経路はこちら。
- 2017年4月: 東京→神奈川→静岡→愛知→三重→滋賀→京都→大阪
- 2017年7月: 東京→千葉→茨城→福島→宮城(仙台)
- 2017年8月: 山口→広島→愛媛→香川→岡山→兵庫→大阪
- 2017年9月: 宮城(仙台)→岩手→青森→北海道(函館)→青森→秋田
- 2018年5月: 秋田→山形→新潟
- 2018年7月: 新潟→富山→石川→福井
- 2018年8月: 福井→京都→兵庫→鳥取→島根
- 2019年5月: 島根→山口→福岡→佐賀
- 2019年8月: 福岡→長崎→熊本→宮崎→鹿児島
- 2020年10月: 鹿児島→宮崎→大分→福岡
- 2021年1月: 香川→徳島
- 2021年5月: 徳島→高知
- 2021年7月: 山口&岡山
- 2022年1月: 愛媛→高知
- 2023年1月: 沖縄

日本一周とは別に、以下の場所へも自転車で旅をしてます。
- 2017年10月: 東京→千葉→茨城→栃木(日光東照宮)
- 2018年3月: 東京→埼玉→茨城→栃木→福島(会津若松)
- 2018年10月: 東京→埼玉→群馬→長野(長野市)
- 2018年11月: 東京→神奈川→山梨→長野(松本市)
- 2019年2月: 山梨→静岡(富士山沿い)
- 2019年3月: 東京→銚子
- 2019年11月: 名古屋→飛騨高山
- 2019年12月: 京都→奈良→和歌山
- 2020年2月: 山梨→伊豆
- 2020年8月: 三浦半島(神奈川県)
- 2020年9月: 埼玉県秩父市
- 2021年10月: 房総半島(千葉県)
- 2022年5月: 紀伊半島(三重県~和歌山県)
- 2022年8月: ビワイチ(びわ湖一周サイクリング)
- 2022年11月: カスイチ(霞ヶ浦一周サイクリング)
- 2023年5月: 能登半島
- 2023年7月: 東北被災地沿岸編
今回の自転車旅の経緯
8月お盆時期の夏季休暇、残念ながら台風直撃と酷暑のダブルパンチで自転車旅を見送ってました。
ということで、9月の連休は是が非でも自転車旅に出たいと思っていたのです。お盆より涼しくなってるはずだし。
今回は9/15(金)に休暇を取り、9/16(土)からの3連休にくっつけて4連休にし、のんびり自転車旅に出ることにしました。
どこ行こうかな~といろいろ考えていたんですが、今回は長野県塩尻市~愛知県名古屋市まで、中山道沿いの宿場町や木曽路を走ってみることにしました。
このコースはずっと走ってみたいと思ってた候補の1つだったんですが、2023年7月14日放送の「ドキュメント72時間 初夏の木曽路をゆく」を見てから、じゃあ今年の夏に走ってみよう、と思ったのです。

もう1つ、このルートには強い思いがあります。
小学校3年生まで愛知県春日井市にある高蔵寺ニュータウンという街に住んでたんですが、今回のルートはこの街を通るんです。
もう40年近くも前ですが、当時子供だった私にって、世界のすべてがこの街といっても過言ではなかったんですよね。
そんなわけで、ワクワクが止まりませんでした。
1日目(2023/9/15)のスタート
深夜3時に起床し、自宅のある東京都品川区から長野県塩尻市のJR塩尻駅まで、始発の鈍行を乗り継いで向かいます。
ほんとは特急電車で行きたかったのですが、前日に予約しようとしたら、まさかの満席・・・
しかも9/15は早朝から京浜東北線と山手線が事故で止まっており、品川駅でずいぶん待たされました・・・
なんとかJR塩尻駅に到着し、輪行袋から自転車を出して組み立て、出発です。

長野県塩尻市には2018/11/5の自転車旅で訪れたことがあります。塩尻峠、なかなか上がるの大変だったんですよね・・・
あの日の旅もよく覚えています。
まずはJR塩尻駅から1kmほど離れたところにある平出遺跡へ。

平出遺跡は日本三大遺跡に数えられる大きな遺跡です。
平出遺跡に人々が生活していた時期は、縄文時代から平安時代にまでおよぶんだそうな。
中にも入ることができます。

さっそく中山道に沿って進んでいきます。
中山道は江戸時代に整備された五街道の1つで、江戸の日本橋と京都の三条大橋を内陸経由で結ぶ街道です。
67箇所の宿場が置かれています。
さっそく中山道の宿場町の1つ、洗馬宿へ。日本橋から31番目の宿場町だったんだそうな。

中山道沿いにある萬年家さんで昼食。

本山宿へ。日本橋から32番目の宿場町だそうな。

国道19号から分岐する旧中山道を進むと、「是より南 木曽路」の標識が。

「是より南 木曽路」の碑もありました。

中山道33番目の宿場、贄川宿へ。

贄川駅でトイレ休憩。しかし暑い・・・。日焼け止めクリームを塗りました。

「道の駅 木曽ならかわ」で休憩~

ゆっくりご当地物産を眺めます。たくさんの漆器がありました。

中山道 奈良井宿へ。

奈良井宿は中山道34番目の宿場です。かつて中山道における木曽路一番の賑わいをみせた宿場町なんだそうな。

現在は重要伝統的建造物群保存地区として、繁栄した当時の町並みが保存されているんだそうな。

難所の鳥居峠を控え、多くの旅人で栄えた宿場町は「奈良井千軒」といわれたんだそうな。

「道の駅 木曽川源流の里きそむら」で休憩~

のんびり物産を眺めて外に出ると、雨が・・・
雨雲レーダーを見ると、近場が極地豪雨状態でした。20分ほどすると止んだので出発です。

義仲館へ。

義仲館は、木曽町にゆかりを持つ木曽義仲公や巴御前の存在を後世に継承することを目的に平成4年(1992年)に開館した資料館だそうな。

去年のNHK大河ドラマ、「鎌倉殿の13人」でも青木崇高さんが木曽義仲を演じられてましたね。
これまでの自転車旅でも木曽義仲に関する地を訪れたことがあるのでなじみ深いです。
2018/7/15には「道の駅 倶利伽羅源平の郷」を訪れました。木曽義仲が「火牛の計」の奇襲で平氏を破った倶利伽羅峠の合戦で有名な場所です。
去年2022/8/11には琵琶湖の湖畔にある義仲寺を訪れました。源義仲が源頼朝軍と戦い、討ち死にした地にあります。

宮ノ越宿へ。中山道36番目の宿場で、木曽義仲が育った地として知られる宿場だそうな。

「道の駅 日義木曽駒高原」で休憩~

のんびりご当地物産を眺めます。

中山道37番目の宿場、福島宿へ。
日本4大関所の一つである福島関所が設けられ、江戸時代は幕府にとっても重要な検問所だったんだそうな。

福島宿は木曽路の中間地点にあるというだけでなく、江戸と京都のちょうど真ん中に位置してるんだそうな。
この辺は「上の段」と呼ばれる古い宿場町の雰囲気が残る地区なんだそうな。

福島宿は1927年の大火事で大部分が消失したため、古い建物が残されているのは「上の段」の付近だけなんだそうな。

福島宿にある「街道浪漫 おん宿 蔦屋」へ。

日帰り入浴ができます。今日はこの地で一泊するため、湯に浸かって一日の疲れを癒します。

木曽川親水公園。足湯があります。

イオン 木曽福島店で休憩~
ここで一杯やり、お惣菜で夕食。暑すぎて体力消耗しており、軽めのものしか胃が受け付けない・・・

イオンのすぐ近くにある中島公園にテントを張って就寝~
この日は長野県のJR塩尻駅から木曽町にある福島宿まで、ちょうど50kmほど走りました。

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