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makopi23のブログ

makopi23が日々の生活で感じたことを気ままに綴るブログです。

Regional Scrum Gathering Tokyo 2020 (Day3)

2020/1/8(水)~1/10(金) Regional Scrum Gathering Tokyo 2020に参加してきました。

公式サイト
https://2020.scrumgatheringtokyo.org/
https://confengine.com/regional-scrum-gathering-tokyo-2020/schedule/rich

Day3のブログになります。
Day1のブログはこちら
Day2のブログはこちら

Open Space Technology


参加者からテーマを募って、各テーマごとに参加者で議論するOSTです。


時間帯を3つに区切って、1つの時間帯に複数のオープンスペースでいろんなテーマの議論が行われました。

どうやってPBL決定するの?




上ロジと下ロジ


・POの上にいる上ロジがデカすぎ。上の意思決定がどこで決まっているかわからない。
・上へ報告する資料が面倒くさい
・POは、上ロジとのただの接点 → 本当のPOって誰?
・製造業だと、スコープ調整できない → 詰め込んでもやる
・POたたくさんのシステム単位にいてそれが癌では。
・本当のPOの顔が見えない。
・POはスクラム用語。製造業でもスクラムやりたがって、POと呼びたがる。
・バックログからガントチャートへ変換して報告する。ただし逆のフィードバックは受けない。ガントチャートからバックログは不可。
・先行開発は失敗が許されるが、量産では失敗が許されない。
・下ロジはスクラムがある程度いけそうだが、POの上にある上ロジをどうするか。
・POをやりたいと思ってる人をPOにして、情熱を持って上を突破する。上からPOを任命しないのが良いのでは。
・POの下に助さん角さんを置いた。持ち帰りが増えて行き詰ったので、POチームを作った。

NEXT→ACTION


https://confengine.com/regional-scrum-gathering-tokyo-2020/proposal/13336/nextaction

■アジャイルとの出会い
うまくいかない。変数が多すぎ。
うまくいかなくて、本よんだ

■自分をリビルド
「人生かけて俺らは何かひとつやり遂げる必要がある」 by 69 one ok rock

うまくいかなかったら
もういっかい作りなおしたらいい

人に関する問題が、上手くいかない原因だと思った
技術より、人に関して勉強しようと思った

読んだ本を自分のものにしようと思った
本を信じる
自分は容器です。好きなものを満たせる。いらないものを捨てる。
これをリビルド、と自分で呼んでいた

本を100冊くらい読んだ
これやったら、かなりやりやすくなった
迷ったら辛い方を選ぶ

■スクラムマスター
9か月くらい休んだ。リビルドした。
シリウスに入った

スクラムやろう、と上司がいってくれた
9か月リビルドして、いろいろ学習したので、スクラムマスターに立候補して
個人ごとにバーンダウンチャート作ったw
チームワークが一瞬で死んだ
バックログをExcelで管理して辛すぎ
スクラムマスターがタスクをアサイン
全部しくじった

クセがすごい 80%

歯ごたえエピソード
日本語と英語で怒鳴りあってるところをファシリテートと通訳
わりとみんな行くこと毎日かわる
朝5:30に起きて英語の勉強、通勤中はもちろん英語

オフィスに着いたら元気にあいさつ、とにかく明るくリード

自分が神になったつもりで、すべてを愛でつつめばなるんじゃないか
→ 結構効く

人生かけて俺らは何かひとるやり遂げる必要がある
これがあった

これだけやるとちょっとでは動じなくなる

■コミュニティ
がんばろう、だけで頑張り続けられるわけではない
スクラムマスターが開発チームとプロダクトオーナーと板挟みになる。
相談の場を会社で作るの、小さい会社では難しい。
勉強会に行ってみようかな

2009年12月 すくすくスクラムに参加してみた

自分のチームを「客観的にみられるようになった
他の人の話を聞いて、相対的に客観的に見れるようになった

利害関係が無いのに、共通の話題を相談できたり議論できる関係者は社外にしかない
安心して話せる。心の置き場のひとつ。
認定スクラムマスター(CSM)研修に参加したのもこの時期。

すくすくスクラム
スクラム道
Scrum Masters Night

会社の外に心を置いておける場所

2010年5月にヤフーにM&Aされた
買収されて半年で半分やめた
大企業に合わない人とかもいる。

辞めるのは簡単
残る方が難しい

迷ったら辛いほうを選ぶ
やめたら、シリウスでやってたうまくいってたDNAがなくなる
DNAを残したい

■2000人 VS ひとり
アジャイルやろう、自分ひとり
シリウスのアジャイルのDNAを残そう → 負けて当然
うまくいかなくて当然
やるんだったら自分の全人格をかえてやるしかない

「見たいと思う世界の変化にあなた自身がなりなさい」 by ガンジー

2000人に勝つにはどうすれば。
ウィルス気分で行こう
細胞に侵入していこう。癌細胞でもいいか。。。
結果がよければいい。

冷静になって考えた。
会社に土台がないので、目的を社内に置いたらモチベーションが持たない。
会社の制度とか、セキュリティとか、力関係とか、人間関係の基盤とか、わからないし、無い。
愛着もまだない。
どこに目的を置こうかな?
コミュニティのためにやろう。
事例をつくることによって、スクラムを始めるのが楽になるなら、コミュニティにとってもよい。
自分の努力が他の人の助けになるかも。

■標準化チーム
2010年10月にヤフーで仕事しはじめる
大きい会社なら標準化チームがあるだろうから、そこへいって、ぐつぐつに崩してやろうと思った。

乗るか反るか、ふたつにひとつ
決死の覚悟。アジャイルにやりにきました。WFやりません宣言。
ヤフーは、CTOがすでにアジャイルの手を打っていた。お墨付きがあった。

エンジンとハンドル
社内事情を知らないとやられる。
社内をよく知ってる人をハンドルとして、相談してやる。
自分がぐいぐい推進するエンジン役。エンジン役の漏れや調整をしてくれるハンドル役。
すごくよかった。ひとりじゃ絶対できなかった。

■最初の支援先
最初にやるのは、最初の実践をつくること。
3人のチーム。
不安の感情要素は俺がぜんぶうけるよ、と約束した。
不安を取り除く。

意外だった効果。
・しゃべらないと思ってた人がしゃべるようになった。
・信頼して任せるだけ。新卒デザイナーがすごいスキル。

このころ、初回のスクラムギャザリングが始動。

インセプションデッキとかリーンキャンバスとかなかった時代。
設立の企画を書いた。独自。

問題
スクラムの実践や知識の紹介の場が無い。
ブレイクしているとはいえない。

RSGTのスタッフはボランティア。
そのエネルギーを大切にしたい。

2011年のRSGTでヤフーの事例を出せた。
助けてもらう、というスタンスで、協力してもらえないか聞いた。
ルール大切だと思います、と断言して、(思ってないけど)、お願いしにいった。めっちゃ効いた。
積極的に、頼むわー、というとめっちゃ働いてくれる。

■支援先を増やす
勉強会を開催
・社内勉強会を定期的に開催
 チームを起動に乗せてあげる。
・アジャイルに興味をもってもらえる内容
・勉強会の最後に、もっとやりたいひとは個別にやりましょう。

やりたくなるようになってもらわないといけない。
説得するんじゃない。
そのために、個別営業をかけにいく。

個別営業する
問い合わせが来たら課題を聞きに行く。
期待なにしてるか共有
不安を聞く。理解する。不安を和らげる。
他に説明すべき人がいるか聞く。例えば、問い合わせ者の上司とか。これけっこう大事。根回し。所作。

逆に、上長からはじめる、という突っ走りは止めないといけない。
現場がようやわからん、となる。
チーム全員の合意をとるため、スクラムの説明をしにいく
みんなの不安を解消する
やな人?と聞くと誰も言わないので、言える環境を作る

■追い風爆速
2012年 ヤフー経営陣が交代
アジャイルを後押しする。
爆速化 → 危険な香りがするが、上手く乗る。結果がよければよし。

爆速化とは
PDCA
権限移譲 承認プロセスが8から2に。
縦割り組織から、合体したスモールユニットへ

チャンスが来たら全力に乗る。
やばいと思ったら速攻で降りる(笑

迷ったらワイルドな法を選べ
迷ったらツライほうを選ぶ

大きい会社はお墨付き大事。
時代が来た

■ネットワークを作る
チームとチームをつなぐ

ヒトデはクモよりなぜ強い
ネットワーク状の組織のほうが強い

普及チームのリソースは限られている
会社からコストとみられやすい、いつチームなくなるかわからない
でも、アジャイルの火をけすのは避けたい

勉強会などで自発的に広がっていくようにしたい。

エヴァンジェリスト認定制度
この人にきけばわかるよ、というのを見える化する活動
ゲリラ型ネットワークのノードを作る

副社長にノリで打診したらOKでた。
場が用意された

チャンスがきたら、準備ができてなくても、言え!
これすごい大切。

社外のコミュニティ作りと社内への還元
スクラム道やSCRUM MASTERS NIGHTの運営

普及の原則
・パートナー大事 ・・・ ひとりじゃ無理
・源流を狙う ・・・ 偉い人をさっさと捕まえる
・オープンマインド ・・・ ノーガイドで突き進んでください。ノーガード大事。構えている人には構えてしまう。
・話している相手の意見は必ず一理ある ・・・ 向こうから不安や疑問、そこには必ず一理ある、と思って理解しようとした。
・正しさよりわかりやすさ ・・・ 例え話するとか。
・お墨付き ・・・ Gとれるものなんでもとっとく
・頼り処になる ・・・ 全力でやるので頼ってね、と宣言
・お試し期間 ・・・ うまくいかなかったらやめる。いつそのチェックしますか、も話す。やめられる、という状態をつくってあげるの大事。

開発は不確実性がある。
不安になる。不安を解決するためにプロダクトマネジメントやる。
不安さえ和らげば、こっちに耳を傾けてくれるようになる。
自分の正しさにとらわれるのではなく相手の不安を取り除く。
だまされても、幸せならいいじゃんか。

世界をどう認知するかは、みんな違う。
脳が作り出す映像はみんな違う。

自分がやれることにプライド持ちたい
手段なんか選んでいられない

■新しいチャレンジ
いいチームになると、さよなら。特にアジャイルコーチは。

普及率の統計
普及を始めてから2年で統計とりはじめたら、21%こえてた。
キャズムは16%あたり。いきなり超えてた。
もう大丈夫だと思った。
キャズムを超えたら、普及をがんばらなくても勝手に伸びていく。

21%が50%くらいにいった。
70%くらいまで、一昨年できた。

2000 VS ひとり
ふりかえると、そうじゃなかった。
2000 WITH ふたり + コミュニティ
自分とパートナーと。対立じゃないので、WITH。コミュニティに支えられてた。

YOU ARE NOT ALONE

スクラムは、自分の仕事をよくしよう、もっとよく生きよう、と思う。
でも、来週出社するとすっと覚める。ちょっとだけ思い出してほしい
ここにいる人を思い出してほしい。
自分がちょと頑張って成果出して、他の人がすこしやりやすくなるかもしれない。
バタフライエフェクトとか。複雑系とか。
自分のちょっとした変化が、どこかで役に立つ。

WE ARE NOT ALONE.
仲間の輪を広げる。自分が外になにかやったぞ、じゃない。
オープン。

人生かけて俺らは何かひとつやり遂げる必要がある。

NEXT → ACTION
自分の活躍を期待している人が周りにいるかもしれない
自分がちょっと何かやることで誰かの役に立つになるかもしれない
そのために頑張る。
ときどき思い出すために、コミュニティに行ってください。
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