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6/11に「エンジニアのためのコーチング入門」というイベントがあって、そんときブログ書きました↓
「エンジニアのためのコーチング入門」というイベントに参加してきたのでブログにメモ書きました。https://t.co/Nw5AbPFY6O#engineer1on1
— makopi23 (@makopi23) June 12, 2019
今回はそれを踏まえ、体験型イベントという位置づけなのでした。
以下、自分復習用のメモ。 1on1もトレーニングが必要
チェックイン
- 自己紹介
- 今どんな気持ちですか?
- いま、どんな状態ですか?
グランドルール
コーチングは自転車の乗り始めと同じ
慣れると普通にできるようになる
最初は上手くできない
安心して転べる場が必要
ワークセッションの説明
1on1に動きをもたらす
「動き」ってなんだっけ?
状態・情勢・内容などが変わること
相手の内容が変化する
問いで動きをもたらす
・ティーチングの真逆
・相手の内側から変化を起こす
より深い洞察、気づき、学びを得る
・良い問いは持続性がある
ワークで鍛えるポイント
- 資質: 好奇心
- スキル: 拡大質問と認知
ワークの流れ
コーチ、クライアント、オブザーバーの3人1組
- 6分:コーチングセッション
- 1分:コーチから一言
- 2分:オブザーバからフィードバック
- 2分:クライアントからフィードバック
役割を交代する
オブザーバはその場の雰囲気を感じる
セッションの流れ
1.コーチは好奇心をもって拡大質問をする
・クライアントは質問されると自分に潜っていく
・コーチは探求している様子を傾聴する
2.クライアントは拡大質問に答える
・コーチは拡大質問の答えを傾聴する
3.コーチはクライアントを認知する
(拡大質問と認知はスキルです)
好奇心と拡大質問
・相手が持っているすべてのリソースに好奇心をよせる
・はい、いいえで答えられない、開かれた質問をする
・相手が持っている、秘めているものを知る質問をする
~さんがいま、本当に望んでいるものは、何ですか
・勇気をもって、無邪気に質問する
認知
・相手の鏡になる
・言われて初めて気づくもの
・コーチは思ったことを返すだけでも気づきになることがある
・相手の本来ある姿、特性やありかたを伝える
~さんは粘り強いですよね
~さんはリスクを取る勇気をもってるんですね
・コーチが感じた/知った相手の深いところを伝える
当てにいかなくていい。これがコツ。
承認と認知
・承認には価値判断がある
正当であると認める
・認知には価値判断がない
認めるのみ
(~という考えを持っているんですね)
これがけっこう大事
フィードバック
・グランドルールを思い出す
実験の場、守秘義務、あってる人はいない
・より良くなることを伝える
人はもともと創造力と才知に溢れ、欠けるところのない存在である
NCRW、って覚えてる
デモコーチング(3分)
以下、コーチとクライアント(参加者1名:ジャンボさん)のやりとりのメモ。
コーチ:
どんなこと聞いてもいいですか?
それとも、何かテーマあったほうがいいですか?
では、ジャンボさんにとって仕事ってなんですか?
クライアントが回答:
XXX
コーチ:
ちょっと嬉しそうですね
へー
なるほど
仕事は人生にかかせないものなんですね?
では、人生とは何ですか?
クライアントが回答:
YYYY
コーチ:
嬉しそうな顔されますね?
へー
流れていくものですか?
仕事が無いときはぼーっと空とか見てるんですね?
それも楽しそうにしゃべりますね
仕事で大事にしていることはありますか?
クライアントが回答:
ZZZZ
コーチ:
リスペクトするのとリスペクトしないのとどんな違いがありますか?
クライアントが回答:
AAAA
ポイント
相手の言ってることよりも、相手の表情とかを傾聴する
そうすると、相手の新しいところに気づく
クライアント役の感想:
自分がしゃべってるときに笑ってる、とか言われたことないので新しい気づきがあった。
拡大質問ってけっこう勇気がいる
人生って何ですか?仕事って何ですか?とか
オブザーバーチェックシート
・好奇心
・拡大質問
・認知
・良かった点
・より良くなるとしたら、どんなことがあげられるか
ワークを実際にやってみて、チームから頂いたフィードバック
実際にワークショップを3人1組でやってみて、コーチ役の時にお2人からいただいたコメント↓
1.オブザーバー役の方から頂いたフィードバック
良い点:
- 入り口は事実の説明が話やすいのかな
- 具体例の話をだしていた
- 事実をだしていた
- 雰囲気づくりできた
悪い点:
- 考えると話のバランスがイマイチ
- 話させるシーンが多かった
- 考えさせる質問の割合をふやしたほうがいい
- 仮説をコーチ役の私自身がだしてしまっていた
- もっとクライアントに考えてもらったほうがいい
2.クライアント役の方から頂いたフィードバック
良い点:
- やりやすさはあった
- 仮説を立てられて述べていた
悪い点:
- 課題設定をしすぎ
- 状況説明がたくさん必要な質問をしてしまった
ワークの振り返り
- どんな気づきがあったか?
- 明日から使えそうなものは何か?
- どんなことが1on1に動きをもたらすでしょうか?
参加者からのコメント:
- 認知で、他のコーチがやっていると、すごくいい表情になってた
- 認知もっとやっていこう
- 身振り手振り、言われて気づいた。 → ミラーリングと言って、これも認知の一種
- 3人でやるのがよかった。客観的に見てくれる第三者がよかった。
- クライアントとコーチって、やってるといっぱいいっぱいなので、第三者のオブザーバーが助かる。
チェックアウト
いま、どんな気持ちですか?
いま、どんな状態ですか?
感想
実際にコーチングを体験する場ってのは貴重ですね。
なんとなく知識はあっても、実際にやってみると、自分のコーチング力のマズさに気づく・・・
しかも、3人でやる、ってのが面白い。二人のやりとりをじっくり観察するオブザーバー役があるのデカい。
またこーゆうイベントがあれば、ぜひ参加したいと思うのでした。
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