このブログはその6日目(2019/4/30)の旅日記になります。
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6日目(2019/4/30)のスタート
6日目は山口県萩市の萩市中央公園からスタートです。昨日は1日雨で、萩に停滞してました。

この日も朝8時くらいまでは小雨がぱらついていたんですが、なんとか止んだので出発~

萩から県道32号を4kmほど南下し、「道の駅 萩往還」へ。
萩往還は、毛利氏が江戸への参勤交代での御成道として整備したそうな。

萩往還は、日本海側の萩と瀬戸内海側の三田尻港(防府市)をほぼ直線で結んでいる、重要な交通路です。
幕末に維新の志士たちが時代とともに駆け抜けた道でもあるとのことで、感慨深いですな・・・

道の駅を後にし、日本海側を離れさらに南下していきます。

標高246mの雲雀峠を上り、萩市を抜けて美祢市へ。


秋吉台へ向かう途中にある小さな交差点、絵堂。

絵堂は目立たない田舎ですが、今から約150年前の幕末、近代国家の夜明けを告げる維新分け目の戦いがあったそうな。
それが大田・絵堂の戦いです。
司馬遼太郎の作品で登場してて、小説を書くためにわざわざタクシーで絵堂まで赴いた、という記述が小説にあったのを思い出しました。
この交差点を南下すると絵堂戦跡記念碑があるらしいのですが、今回は秋吉台へ向かうために交差点を右折しちゃいました。
カルストロード沿いにある休憩所で一休み。

この休憩所を超えると、秋吉台国定公園の中心を南北に走るカルストロードを自転車でぶち抜いていくことになります。

秋吉台はカルスト台地で有名で、小学校や中学校の地理の教科書でも出てきましたね。

生憎の曇り空ですが、自転車で駆け抜ける爽快感は最高!

秋吉台カルスト展望台へ。この周りにはカフェや売店、トイレなどもあり、観光客が多いです。

秋吉台カルスト展望台からお写真1枚。


夏みかんソフトクリームを購入~

秋吉台国定公園のカルスト台地を北から南へ縦断してやったぜ。

もちろん秋芳洞へ寄ります。全長約8.8キロの鍾乳洞です。
秋芳洞へは3つの入り口がありますが、私は「秋芳洞エレベーター口」から入りました。1周するならどこの入り口からでも大差ありません。

エレベーターで80mほど降下して、鍾乳洞の入り口へ。
日本屈指の大鍾乳洞と言われるだけあって、凄いっすな~

これは百枚皿と呼ばれるんだそうな。

ここが正面入り口。ここで折り返します。

鍾乳洞内をぐるっと1周して、エレベーター口から地上に戻りました。
なかなか素晴らしい観光ポイントでした。

秋芳洞を後にし、さらに南下。

美祢市を抜ける途中、イオン系列のショッピングモールがあったので休憩。
ここで昼食も取りました。

美祢市から下関市へは県道33号(下関美祢線)が繋がっています。

九州が近づいてきました。

下関市と北九州市を繋ぐ関門海峡の前に、壇ノ浦古戦場があります。

源氏と平家の最後の戦いとなった1185年の壇ノ浦合戦の戦場跡です。
源義経と平知盛の像が置かれています。

砲台もたくさん。

国道9号線をそのまま進み、関門海峡を1kmほど超えた先に赤間神宮があります。

壇ノ浦の戦いにおいて幼くして亡くなった安徳天皇を祀っているそうな。

平家一門を祀る塚や、「耳なし芳一」を祀ったお堂もあります。

下関から九州に自転車で渡るには、関門トンネルを渡る必要があります。
関門トンネル人道入口へ。

基本は無料ですが、自転車を同伴する場合は20円かかります。
料金箱に20円を入れて、後ろに見えてるエレベーターで下へ。

ここがトンネルの開始地点。自転車は降りて押して渡る必要があります。

トンネルの途中に、山口県と福岡県の県境があります。自転車と共にお写真1枚~

トンネルを渡り切り、エレベーターを上がると北九州市です。

この日の〆は関門トンネル出口から近くの銭湯「きく湯」へ。

老松公園にテントを張り、就寝~
この日は101kmほど走りました。

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