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「関東三道場共催 "先鋒、前へ!"」へ参加しました

2012/10/31(水) 「関東三道場共催 "先鋒、前へ!"」へ参加してきました。

Partake(告知サイト)
http://partake.in/events/c58825a9-c0c0-4097-b853-2b15a1411fa4

togetter
http://togetter.com/li/399537

ゆかりんのーと
https://yukar.in/note/ckFjDw

アジャイルサムライ3道場(埼玉道場、横浜道場、DevLOVE道場)の共催イベントです。
アジャイルサムライアジャイルサムライ"達人開発者への道"
(2011/07/16)
Jonathan Rasmusson

商品詳細を見る

今日は西村直人氏(@nawoto)を迎えて、インセプションデッキをテーマに講義+ワークショップです。

会場は日本オラクルです。参加者は25名前後でしょうか。


■会場案内
最初に、日本オラクルの @yokatsuki さんより会場案内です。
@yokatsuki さん曰く、「オラクルなう」とツイートするのがカッコいいとされている(笑

私、データベースリファクタリングの勉強会でもOracleに2,3回きたことありますが、
その時も @yokatsuki さんが会場提供してくださいました。いつもありがとうございます。


■道場案内

1.DevLove道場 (@papanda さん)
去年、アジャイルサムライの勉強会(1周目)を全5回で実施した。
また今年に入って2週目を開始した。積極的に失敗する場、がコンセプト。
年内にもう1回道場を予定していて、ワークショップでやる予定。

2.埼玉道場
(@inda_re さん)
今年の1月に開始。初回に著者のジョナサンが来た。今は見積もりまで終わって、来月から計画の章に入る。
基本的に土曜日の昼間にやっている。最近は赤羽でやっている。

3.横浜道場 (@tw_takubon さん)
横浜道場は去年の1月から始めてそろそろ1年。まだバーンダウンチャート前のP.164までしか進んでない。
終わるまであと1年くらいかかりそう。
基本、毎回輪読+ディスカッションを4回回して、最後のまとめでチームごとに1分発表する。
アジャイルサムライを読んでなくても参加できる、初心者向けの道場。
今年の予定は以下のとおり。
・11/08 年内最後の通常会。バーンダウンチャートのトコをやる。
・11/22 特別編として、Cucumber(※1)のハンズオンをやる。
・12/06 特別編で忘年会。LT大会をやる予定。

(※1)
Cucumberとは、Rubyの受け入れテスト(Acceptance Test)を自動実行するためのツールらしい。


Head First インセプションデッキ改
Head First Inception Deck from Nishimura Naoto

@nawoto さん自己紹介
お客様の現場や組織をアジャイルにするお手伝いをしている。
スクラム道というコミュニティをやっていて、去年、アジャイルサムライという書籍を出した。

CM
Scrum Alliance Regional Gathering Tokyo 2013
http://scrumgatheringtokyo.org/2013/
スクラム道も協力コミュニティになっている。

Scrum Boot Camp Premium
http://enterprisezine.jp/pma/special/03
12/12に翔泳社さんと、スクラムってこんなんやー、ってのを1日でやる。

スクラム道で書籍化決定
2013年1月出版予定としていたが、ムリです(笑
2月かな。。。
今日、編集担当に進捗を伝えたら、頭を抱えていた。

今日のアジェンダ

1.デッキとは何か
2.デッキの作り方
3.現場での始め方

スライド補足

P.37 「やらないことリスト」
・やらないことをまず明らかにする。
・わからないことはどこか、を明らかにする。

P.38 「ご近所さんを探せ」
・体制図を明らかにする。
・プロジェクトのコアチームの外にいる人は、たまに現れる。そんな人が多いほど、進捗は遅くなる。
 またその人たちの見積もりは外れやすい。

P.43 「トレードオフ・スライダー」
QCD + Scope

P.57 「1枚目のデッキを完成させるまでの時間」
インセプションデッキは、下手したら1週間くらいかかることもある。
実は、すぐに始められるものではない。
→ 事前にちゃんと議論できる材料を(持ってる人に)用意してもらう
集めて整理して、つくるところから始める。

P.77 「それは変だ」
さっきのスライドのように偉い人が言ってても、「それは変だ」とちゃんと言えるかどうか、が重要。
アジャイルサムライでは「手ごわい質問」と行っている。

P.88 「事例」
■1.
ミッションは生々しいものになる。生々しくないと疑ったほうが良い。
UIを素晴らしいものにしたい、とか、使い勝手が良い、というのをミッションに持ってくることは結構多い。
そーゆうのは疑ったほうが良い。

■2.
ちゃんとプロジェクト始める前に手ごわい質問をしたほうが良い。

P.94 「ファシリテーターがやるべきこと」
回答が難しいものは、そのまま持ち帰りにするのではなく、材料を与えてからみんなで考えてみる。
材料を渡してから、先に進める。1回インセプションデッキのミーティングを止めたほうが良い。
一回持ち帰って検討したほうが良い。ただし、材料を与えること。

P.95 「事例」
■1.
付箋は強い。付箋はおすすめ。
あと、自分の意見を書くのが怖いという人には、隣の人と相談して付箋に意見を書くようにすると、
みんなの前で自分の意見をいうより、障壁が和らぐことが多い。

■2.
開発者が全員中国人というPJで苦労した。
中国の方は日本の人にすごく気を使ってくれて、日本語で話そうとするが、意見が出づらかった。
→ 「日本語じゃなくて、中国語で話してください。自分たちの言葉でまとめて最後に教えてください」とした。
→ そうしたらしっかりした意見が最後にたくさん出てきた。
結論:いかに全員がしゃべれるようにしてあげれるかが大事。

P.100~P.102 「大事なポイント」

・纏めたことを、エライ人が通る廊下に張り出したPJがあった。→ エライ人の目に留まるようになった。
・誰がまとめるのか、を事前に決めておくべき。
 (最後はみんなヘトヘトで、誰か纏めておいてくれ、といってみんな帰っちゃう事態になってしまうので)
・できあがったものは共有フォルダに入れてはならない。誰も見なくなるので。
 少なくとも印刷して貼り出しておくべき。


P.108
デッキに書いてある質問をすればいいわけではない。
自分が作業をする上で、不安だな、と思うことは必ず話すこと。
それは、他の人が思っていることもあるし、他の人とズレてることもある。

P.123
手ごわい質問の練習を「終わったプロジェクト」を題材に練習すべし。

P.126
インセプションデッキで一番難しいのは、以下。
・「デッキを作る場」を作ること。
・PJが始まえる前に、分からないことをイメージしてきっちり話すこと。

なので、ちゃんと練習しておかないと、口先だけの話になってしまう。
終わったあとのPJを題材はすごくイメージが残ってるので練習になる。
注意するのは、当初の不安と結果について確認すること。
当初の不安は、結構当たる。そして次のプロジェクトでも当たる。
それを防ぐために、どういう手ごわい質問をしておくべきだったのか、を考えること。


ここまでは基礎の話。その先の話の、スライドにない話をちょっとします。↓

1.デッキをやれば良い、という話ではない。
 デッキを作るためには情報が必要。その情報があやふやだったら意味がない。
 情報が本当かどうか、もっとクリアにしていかなければならない。
 そのためには、ほかの活動も必要になったりする。
 
2.スライドを変えない現場が多すぎる。
 このスライドだけやれば良い、という話ではない。
 いかに自分の現場向けにアレンジしていくか。
 必要なスライドを、既存のインセプションデッキに足すこと。
 例えば、「俺たちのAチーム」をスキルマップにしてるPJがあったが、とても良いと思った。
 まずは、自分たちでやってみて、何が足りないかを考えて、補っていく活動となる。


ウチの班の、ワークショップの模造紙
こんな感じ。
121031_213111_2.jpg


質疑応答

Q1.
日曜のスクラム道で、ステルスデッキの報告が行われたそうなので、横浜道場の特別編でやってほしいなー、
ということで、いつごろになったら出来そうですか。

A1. (@papanda さん)
12月の忘年会のLTでできたら。


Q2.
インプションデッキがあれば何が嬉しいのか、というのを周りの人に上手く伝えられない。
どういうふうに伝えてあげればインセプションデッキの必要性を周りに伝えられるか?

A2.
デッキの1つ1つは在り来たりの話。
よしやろーぜ、というのは難しいので、自分からデッキ1枚を気になり事項の1つとして周りに話してみたらどうか。
で、話してみると、結構意見がバラバラになったりする。
そのときに、みんなで集まってその話を進めてみようか、となったら「じゃあ私が進め方をアレンジしてみよう」とインセプションデッキの方向に持っていけばいいのでは。
デッキありきで話すのではなく、自分の気になるテーマを話し始めて、デッキに繋げて話す方が良いのでは。

Q2'.
今日の話でも、要求を出す側が情報を準備する、という話があったが、その人を巻き込むにはどうしたらよいか。

A2'.
最初は無理。「PJでわからないことがあるので教えてください」ということで話を聞いて、それをこちらでまとめて、「この情報で合ってますか」と聞きに行くことでその人を巻き込むべき。
開発チームで集まれる人で集まって、集まった情報を元にして話し合って、「こーゆう疑問点が出たんですけど確認してください」という形でその人の元に聞きに行くことで、その人を巻き込んでいく。

Q3.
50歳を過ぎた部長さんに付箋を書かせることができるか?

A3.
無理じゃないか。
「残りのメンバーの意見はこうなっていますが、何か意見ありますか?」という話し方をすべき。
ひっくり返されないように、検討の過程も伝えたほうが良い。
例えば、その人の前でインセプションデッキを作ったりしてはどうか。
人に対するアプローチは人によって変わるので、いろんなアプローチを試すのが良い。


Q4.
大規模PJにアジャイルを適用するのは難しい。
そもそもインセプションデッキで全員の合意を取るのは、大規模PJだと難しい。
どうやっていけばいいのか?

A4.
やめたほうがよい。
インセプションデッキを大規模でやること自体は、それほど難しい問ではない。
大規模でPJを始めると、作る物自体が難しい。コミュニケーションの問題もでる。
マルチベンダーの話も出る。問題がいっぱいでる。
誰が解決するか、というと、参加している人が解決するしかない。
その解決能力を付けないと、大規模は無理。まずはその育成から。

インセプションデッキだと、複数チームの代表でまずやって、結果をチーム内に持ち帰って、検討する。
問題がでれば、また代表者が集まってデッキをやる。
そんな形で全員が合意に近い状態に持っていくことは可能では。
全員でいっぺんにやるのは難しい。
体育館で全員をあつめてやるのもあるが、難しい。準備を念入りにやっても大変。


Q5.
意見が平行線をたどって収集がつかない場合、ファシリテーターは区切ったほうが良いのか、もしくは、強制的に収めるべきなのか、どうしたらよいか。

A5.
どちらが良いと思いますか?

Q5'.
区切ったほうがいいのかな。。。と思ってる。

A5'.
それで良いです。こーした方が良い、と思ってることは大体当たってる。
ファシリテーターで大事なのは、議論を円滑にすることであり、収束させることではない。
まとまらないなぁ、と思ったら一旦切って、その原因を理解しておくこと。
1時間や1時間半ていうのは、目安ではなく制限時間として設けてもらったほうが良い。
それ以上やるとヘトヘトになって妥協してしまうので、そこで一旦区切ったほうが良い。


★感想:
最後の質疑応答で、Q4.は私でした。
んで @nawoto さんから丁寧に回答をいただけて、しかも終了後にも私に話しかけてきてくださって追加コメントいただけました。
とても丁寧なご対応していただき、とても感謝です!
でも、マスターセンセイでさえも、やっぱ大規模PJでアジャイルは難しいかー。。。
最大で60名くらいのPJでアジャイルやったことはある、とはおっしゃっていましたが、やっぱ大変だったそうです。

あと、本読んだだけではピンとこない隙間とか、今日の講演を聞いてかなり気づきを得られました。
自分のPJにアレンジしてデッキを追加すべし、なんて話は、確かにそうだなぁ、と実感したり。ナドナド
自分の仕事にも活かしていきたいと思います。

@nawoto さん、3道場の主さん、会場提供者さん、有意義なお時間をありがとうございました。
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