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「RESTful#とは勉強会10」に参加しました

2015/9/29(火) 「RESTful#とは勉強会10」に参加してきました。

DoorKeeper
https://rubychildren.doorkeeper.jp/events/31238

会場は高円寺のヴァル研究所さんです。
前半はいつもどおり「Webを支える技術」の読書会、後半は郡山さんによるハイパーテキストに関するお話、という二段構成でした。

Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)
山本 陽平
技術評論社
売り上げランキング: 13,663



第1部 「Webを支える技術」読書会
この日は「9.9 キャッシュ」から読み始めました。
RESTプロフェッショナルの川村さんが用意してくださった、この日のポイントはこちら。
https://gist.github.com/tkawa/f82642dbe3368b35462a

以下、テーブルでのディスカッション時のメモ。
---

■ Content-Disposition
  • filenameパラメータにファイル名を指定すれば、そのファイル名でダウンロードできる。
  • 例えばPDFの場合、filenameパラメータを指定しなければブラウザ内で表示されるが、filenameパラメータの指定があれば、そのファイル名でのダウンロードになる。
  • Bエンコーディングは、base64エンコードのことらしい。
  • filename="?UTF-8?B?..." のBは、Bエンコーディングを表すらしい。

■ 実体参照と文字参照
  • HTML5においては、p.159の5つ以外の文字実体参照(実体参照)、数値文字参照(文字参照)は使う必要がありません。UTF-8でそのまま記述すればよいとのこと。
  • HTML5ではUTF-8を使用することが推奨されているが、Amazonのサイトの文字コードはShift_JISらしい。
  • ⇒ 調べてみた。確かにShift_JIS。
20150930_restudy1.jpg

■ キャッシュ用ヘッダ
  • no-cache :  キャッシュするな、という意味。
  • max-age: 0 : キャッシュはする。条件付きGETで304を返す可能性がある。


第2部 郡山さんによるハイパーテキストに関するお話

2015/06/27 「PHPカンファレンス福岡」の基調講演の再演です。

この1年前のPHPカンファレンス関西でも同名のセッションが行われたようです。


以下、メモ。
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■ Hypertext
  • 複数のテキストを相互に関連付け、結びつける仕組み。
  • どれが始めか終わりかも決まってない。テキストを超えたテキスト。
  • 16歳の私には、この熱い世界が理解できなかった・・・

■ タルムード(A.D.600)
  • タルムードでもハイパーテキスト構造が使われていた。

■ Information Overload
  • これは20世紀初めのロンドンの地図。情報が多すぎて整理されていない。必要な情報が得られない。情報洪水。
  • 情報は多ければ多いほどいいとは限らない。S/N比が下がってしまう。

■ 時系列 (P.9)
  • テキスト(文字)の登場で、情報伝達が1:1でなくなった。
  • 本は一部の権力者のものだけだだったが、グーテンベルクの印刷革命がその状況を変えた。知識レベルの爆発が起こった。
  • 1993年に紙から電子にシフトした。
  • メディアシフトは長い歴史で2回しかおこっていない。(音声⇒テキスト、テキスト⇒電子)

■ メンデルの「優性の法則」の発見 (P.11)
  • 1865年に発見された。これは生命の最重要法則だったのに、埋もれちゃってた。
  • 1900年に、3人が同じことを発見した。
  • このように、知識が埋もれるような事態が印刷革命後に起きるようになった。人類の進歩が埋もれてしまうようになってきた。

■ 立ち向かう二人 (P.12)
  • このような状況に、二人が立ち向かった。クロスリファレンスに挑んだ。

■ H.G.Wells (P.13)
  • 「タイム・マシン」などの小説で有名な人で、平和主義者だった。彼がやろうとしたのが、世界的な知的統合。
  • WORLD BRAINという書籍で発表した。従来の百科事典とは違う方法で、世界の知を1つにまとめようとしていた。
  • この考えに影響を受けたのがPaul Otlet。

■ Paul Otlet (P.15)
  • 図書カードはPaulが発明した。たくさんの情報をインデックス化した。
  • これを図書館レベルから人類レベルにしたらどうだろうか、と考えた。そして、それを本当にやった。
  • それが「世界書誌目録」
  • 分類しただけでなく、サービスを始めた。
  • クエリから取り出せるような組織を作った。アナログのサーチエンジンで有料の質問受付をやった。
  • これの問題は、スケールできないこと・・・
  • 更に、テキストだけでなく音声や画像もインデックス化できるんじゃないか、と考えた。
  • 情報を集めて整理して配る、という考えは先進的だったが、世間からは忘れ去られた・・・
  • 労働集約的な方法では無理だ、ということで、そこで出てきたのが次の3人。

■ Vannevar Bush (P.23)
  • アナログコンピュータの権威で、原子爆弾の推進者。
  • 「AS WE MAY THINK」という論文を出した。
  • (ググってみたらブログがヒットした。 山形浩生の「経済のトリセツ」 ブッシュ『as we may think』
  • 彼は、情報の核心である、記憶を入手するときの不自然性に着目した。
  • 人間の思考は散文的で相互にリンクされている。でも、本は頭から順に並んでいて、人間の思考と違う。不自然だ。
  • 人間の思考のようなものが必要だ、ということで、まったく新しい百科事典を考えた。それがMEMEX

■ MEMEX (P.25)
  • MEMory EXtenderの略らしい。
  • 項目同士がリンクで繋がっており、自分が思考した順番を記録できる。
  • 後から見る人は、その順番で情報が現れる。
  • このシステムは完全にアナログだった。
  • 人の連想の記録を追加したり辿ることができた。
  • 我々が考えるような知性の記録が必要なんだ。
  • でも、MEMEXは実現できなかった。

■ Douglas Engelbart (P.27)
  • マウスの発明者。
  • 知識を誰でも入手できることを人生の目標に定めた。
  • 与えられたものを処理する計算機から、インタラクティブな集団知性へ。
  • 1968年にNLSのデモを行い、聴衆の度肝をぬいた。対話型の知的作業、という概念を発表するだけでなく、デモまでした。
  • このデモはYoutubeでも見れる。
  • 約1000人の聴衆の中にアラン・ケイがいた。彼もこれを研究したが、失敗し、徐々に忘れ去られた。
  • 時代が早すぎた。当時はインターネットのようなインフラがなかった。

■ Hypertext (P.30)
  • 1963年に"Hypertext"という言葉で表したのがTed Nelson.
  • Project Xanaduを1960年からずっと開発していて、2014年にOpen Xanaduとしてリリースした。
  • 紙をベースとしたメタファや、その模倣であるWebは間違っている、という考え。
  • バージョンが管理されていて、リンク切れが無く、著作権などが保証されているのがOpen Xanadu。
  • 思想をOPENにしている。
  • 紙がベースという思想を壊したいというイノベーターだった。

■ Aspen Moview Map (P.34)
  • 始めてのマルチメディアのシステム。

■ Hyper Card (P.35)
  • ここまで紹介してきたシステムは、実用的というより学術的だった。
  • 初めて商用的に成功したのがHyper Cardだった。
  • カードをメタファにしたリンクシステムで、完全なオブジェクト指向の世界になっている。
  • オブジェクトの中にロジックが入っており、リンクのノードとしてカードを使う。

■ Ward Cunningham (P.37)
  • Hyper Cardに影響を受けたのがWard Cunninghamだった。
  • 彼はWikiを作った。「WIKI WIKI」というのはハワイのバスから取った名前。

■ Brendan Eich (P.38)
  • 彼がHyper CardにInspiereされて作ったのがJavaScriptだった。

■ Robert Cailliau (P.39)
  • 彼もHypercardの大ファン。

■ Tim Berners-Lee (P.40)
  • Hypertextを作りたい、と思ってWorld Wide Webを提案した先がLeeだった。
  • 彼は1991年にWWWのサービスを始めた。
  • LeeはWebの発明者だが、Hypercardから7年経っていた。
  • P.43は、世界で最初のWeb文書。HTMLっぽくて、タグのリンクとかは当時から存在していた。
  • このHTMLは、1991年から現在に至る25年間の進化の間も、ずっと有効だった。

■ Hypertext + Internet = WWW (P.45)
  • 写真の二人の、左はTim Berners-Leeで、右はWebの共同発明者。Tシャツの文字が面白い。
  • Leeの功績はインターネットの上にHypertextを載せたこと。

■ 1995年 (P.46)
  • 1995年はちょうどいろんなことが起こった。JavaとかWindows95とか、あとPHP 1.0も。

■ サーバサイド言語の比率 (P.50)
  • PHPがサーバサイドの言語で81%を占めている。一つ言えるのは、「誰も無視できない」ということ。
  • PHPは、真ん中にのHにHypertextを持ってきた謎の力で80%も取れているのでは(笑

■ さいごに
  • 25年前のaタグだけで世界中が繋がっている。Webが世界の知識を繋いでいる。


★感想:
郡山さんのお話は私の知らない話ばかりで、とても興味深い内容だった。
RESTfulというテーマとは直接は関係ないものの、この勉強会で扱っている書籍「Webを支える技術」というテーマにぴったりの内容でした。
過去の偉人が何を考え、何を目指していたのか。歴史から学ぶということは大事。
あと、郡山さん、こーゆうネタに詳しいってのも凄い。どっから仕入れてきたんやろ。

郡山さんの熱いトークの元、Webの歴史を垣間見ることができたひとときでした。

こーゆう素敵な勉強会を企画してくださった勉強会運営者さん、川村さん、郡山さん、ありがとうございました。

おまけ

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