2023/4/27(木)~5/2(火)の6日間、自転車で能登半島を一周してきました。
このブログはその4日目(2023/4/30)の旅日記になります。
1日目の日記は
こちら。
4日目(2023/4/30)のスタート
4日目は石川県珠洲市の「道の駅 すずなり」からスタートです。
昨晩、この道の駅内にある「のと鉄道能登線 珠洲駅跡」のホームでテント野宿しました。

昨晩から雨が降っていたのですが、出発間際の朝7時くらいにちょうど雨が止んでくれました。
一晩お世話になった道の駅から出発です。

見附島(軍艦島)へ。高さ28メートルの大きな岩で、能登のシンボルでもある観光スポットだそうな。

踏み石が並べられているため、引き潮の時間帯には島の近くまで歩いていくことができます。
渡ろうと向かったのですが、落ちたらシャレにならないので、途中で諦めて引き返しました・・・

恋路海岸へ。

鍋乃と助三郎、2人の若者の悲しい恋の伝説から、いつしかこの地が「恋路」と呼ばれるようになったんだそうな。

この2人をしのぶモニュメントや鐘、銅像が設置されています。

自転車から降りて急坂を押して上っていると、ロードバイクのチャリダー3人組の方が声をかけてきました。
昨日、ここから約80km離れた「道の駅 千枚田 ポケットパーク」でも私を見かけたので、声をかけてみたとのことでした。
お互い能登半島一周を目指している仲間ということで、こーゆう出会いも自転車旅ならではなのです。
イカの駅 つくモールへ。日本百景の一つ、九十九湾ににある観光交流センターだそうな。
ちょと前に出会ったチャリダー3人組が先に到着し、巨大なイカの横で記念撮影してますw

全長13メートルの巨大なイカのモニュメント「イカキング」、自転車とでお写真一枚。

ちょうど開店時間になったので、のんびり物産を眺めます。
能登町の特産品、イカの加工品を中心とした物産販売コーナーやイカ漁の展示コーナーなどがあります。

海沿いを進んでいくんですが、今日は海からの風が強烈な逆風で、ペダルを漕いでも中々進まない・・・

能登町、海沿いにある小さな街のショッピングタウンで昼食休憩~

カレーにミニチャーハンという炭水化物ダブルで注文。
店員さんから「両方とも味噌汁が付くんで2個になっちゃいますが、50円値引くので味噌汁1個にしますか?」、
「炭水化物、二刀流で大谷翔平みたいですね!」と気遣われるなど。

昼食後も海沿いを進むつもりだったんですが、あまりにも海風が強烈な逆風すぎるので、途中から県道34号の海沿いルートを避け、内陸に食い込む国道249号に変更しました。
15kmほど内陸を進み、峠を越え、再び海沿いルートに合流したんですが、やっぱり強烈な逆風の海風が続いていました・・・
「中居湾 ふれあいパーク」にある「ぼら待ちやぐら」へ。
やぐらの上で終日、ボラ(魚の一種)の群れを見張り、網をたぐるという原始的な漁法で、最盛期には、町内に40基を超えるやぐらが立てられていたんだそうな。

穴水町にある「道の駅 あなみず」へ。

のんびり物産を眺めます。

この道の駅、のと鉄道の終着駅「穴水駅」と一体になった駅舎併設型なのです。
ちょうど駅に電車が停車中だったのですが、「花咲くいろは」のというアニメのラッピング車両になってましたw

この作品、見たことなかったのですが、どうやら石川県の能登地方が舞台の1つになっているんだそうな。
今日はもっと進むつもりだったんですが、海風の逆風が強烈すぎて進むのが厳しいので、今日はこの街を宿営地とすることにしました。
のんびり街を探索してみます。まずは「穴水大宮」へ。

穴水港 あすなろ広場へ。広々とした芝生広場があり、今日のテント野宿に良さそう。

穴水湯ったり館へ。

穴水湾の高台にある日帰り温泉施設です。
浴室の広いガラス張りの窓から穴水湾が一望できます。のんびり疲れを癒しました。

湯上りに一杯やり、夕食をいただき、コインランドリーで洗濯したり。
穴水港 あすなろ広場にテントを張って就寝~
この日は石川県の珠洲市街から穴水町まで、74kmほど走りました。
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2023/4/27(木)~5/2(火)の6日間、自転車で能登半島を一周してきました。
このブログはその3日目(2023/4/29)の旅日記になります。
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3日目(2023/4/29)のスタート
3日目は石川県輪島市の輪島キリコ会館の裏からスタートです。
昨晩、ここでテント野宿しました。

朝日を拝む。
自転車旅中は日の出の時間に合わせて起きるので、この時期は朝5時半~6時くらいに起床します。

テントを撤収し、日も高くなってきたので出発します。今日もいいお天気。

重蔵神社へ。

輪島市の市街地のほぼ中央にあり、1300年の歴史を誇る奥能登の古社なんだそうな。

そのお隣に「足湯 湯楽里」があります。昨日寄って浸かりました。

重蔵神社や「足湯 湯楽里」の前の通りは「輪島工房長屋」と呼ばれ、各工房が集まった交流施設が連なってます。

輪島朝市へ。
日本三大朝市の一つだそうで、平安時代にさかのぼり千年以上続いているといわれているんだそうな。

コロナ渦で出店は減っているものの、能登観光に欠かせない人気の観光スポットなんだそうな。
さすがに朝市で鮮魚とか買い込んで自転車旅するわけにもいかないので、朝市の雰囲気だけ楽しみました。

輪島市街を後にし、海沿いを進みます。

「道の駅 千枚田ポケットパーク」へ。

道の駅に隣接して「白米千枚田」が広がっています。
世界農業遺産に登録された「能登の里山里海」を代表する景観なんだそうな。

急斜面に、幾重にも段になり海へと広がる田んぼの数は全部で1004枚にもなるんだそうな。
一つ一つは小さく、耕運機も入らない狭さのため、栽培は昔ながらの手作業で行っているんだそうな。

塩の駅 輪島塩。ここ以外にも、この海沿いの国道は塩田がよく見られます。

更に海沿いを進みます。

曽々木海岸へ。
国道249号線の「新八世乃洞門トンネル」のお隣に、この写真に見えている小さなトンネルが併設しています。

自転車を止め、徒歩で進みます。接吻隧道(せっぷんとんねる)と呼ぶんだそうな。

映画「忘却の花びら」で、主人公のキスシーンがあり、この名がついたんだそうな。
このトンネルを2人で通れば恋が成就すると言われているんだそうな。俺には無縁・・・

国道249号線の「新八世乃洞門トンネル」を抜けると「垂水の滝」があります。
能登では珍しい山から海へ直接注ぎ込む滝で、落差およそ35mだそうな。

輪島市を抜け、珠洲市へ。

「道の駅 すず塩田村」で休憩~
能登地方に400年以上前から伝わる「揚げ浜式」による製塩を体験できるんだそうな。

塩どら焼きを買いました。おいしそう。今日はコンビニがひたすら無いルートなので補給は重要なのです。

橋を渡ろうとすると、こいのぼりがいっぱい。
「大谷川鯉のぼり川渡し」と呼ばれ、珠洲市の大谷川河口付近に約450本の鯉のぼりが泳ぐんだそうな。
奥能登の初夏を彩る鯉のぼりの祭典だそうな。

ちょうどすぐ傍に「大谷スーパー」があったので、昼食を購入。
スーパー横のベンチに座ってこいのぼりを見ながらのんびり食べました。ささやかな幸せを感じるヒトトキです。

ゴジラ岩へ。

ゴジラに似た岩があります。でも、ちっちゃいw スマホのカメラで望遠撮影。
この沿岸からは夕陽も見えるため、能登の名所の一つになっているんだそうな。

荷物満載の自転車の大敵、急勾配の峠道・・・

30分ほど、自転車を降りてひたすら押して上ります・・・
でも、押して上る峠道の途中で出会った花畑の香りとか、自転車旅ならではの楽しみもあるんです。

ようやく、頂上の椿展望台へ到着・・・

椿展望台でお写真一枚。この場所からは、日本海と美しい自然を眺めることができます。

「道の駅 狼煙」へ。能登半島のほぼ先端にある道の駅です。

道の駅に自転車を止め、徒歩で禄剛埼灯台へ向かいます。

禄剛埼灯台へ到着。能登半島の最先端にあります。
海から昇る朝日と、海に沈む夕陽を見られる観光スポットだそうな。

「道の駅 狼煙」から珠洲市街地まで、あと約20km。
時刻は15時すぎ。雨雲レーダーを見るともうすぐ雨が降りだしそうで、以降は明日早朝までずっと雨予報・・・
この道の駅を宿営地としてここで一泊するか、ダッシュで20km先の珠洲市街を目指すか、選択を迫られます。
・・・これまでの経験を踏まえ、ダッシュで珠洲市街を目指すことにしました。
途中でザッと雨が降ってきたんですが、10分ほど雨宿りをしたら止んだので、再びダッシュを再開します。
そんなこんなで、なんとか珠洲市街へ到着し、「道の駅 すずなり」へ。なんとか天気も持ちこたえてくれました。

この道の駅は「のと鉄道能登線 珠洲駅跡」にあり、駅のホームが残っています。

道の駅の近くにある「海浜あみだ湯」で疲れを癒します。

道の駅に戻り、湯上りに一杯やります。19時くらいから本格的に雨が降ってきました。

自転車を道の駅に置き、徒歩で傘を差し「8番らーめん 珠洲店」へ。夕食をいただきます。

道の駅に戻り、雨が当たらない位置にテントを張り、就寝~
テントの外から聞こえる、シトシトという雨の音、とても好きなんです。
この日は石川県輪島市街を出発し、珠洲市街まで、約82kmほど走りました。
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