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makopi23のブログ

makopi23が日々の生活で感じたことを気ままに綴るブログです。

「ユーザーストーリーマッピングワークショップ」に参加しました

2019/10/16(水) 「ユーザーストーリーマッピングワークショップ」に参加してきました。

connpass
https://taco.connpass.com/event/149789/

最近アジャイル関係のお仕事してて、 「ユーザーストーリーマッピング」には興味あったので参加することにしたのです。
下の書籍も持ってたので持参しました。

ユーザーストーリーマッピング
Jeff Patton
オライリージャパン
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ちなみに2015/10/29(木)にもユーザーストーリーマッピングの勉強会があり、そっちも参加してました。

2015/10/29(木) 「第2回 認定スクラムプロフェッショナルと学ぶ!ユーザーストーリーマッピング入門」に参加しました
http://makopi23.blog.fc2.com/blog-entry-192.html

読み返すと個人的にいろいろ気づきがあったり。
もう4年前なのか~、時が経つのは早い・・・

ちなみに、この時も今日も、ワークショップのネタは「今日、朝起きてから家を出るまでにやったこと」でした。
定番なんですかね~

以下、自分用の復習メモ。

「ユーザストーリー」・「ユーザストリーマッピング」って何?!


(★スライドが公開されたらココに貼る★)

・要件定義は「何を」に着目しているが、ユーザーストーリーは「誰のため」や「なぜ」に着目している。
・ユーザーストーリーの第1の目的は、「認識を合わせる」
・ユーザーストーリーマッピングの目的は、「全体像を把握する」

・ユーザーストーリーマッピングは5段階の流れで実施する。
 1.フレーミング ・・・ バックボーンを時系列に列挙する
 2.マッピング ・・・ バックボーンをアクティビティでグルーピングする
 3.探検 ・・・ バックボーンをタスクに分解する
 4.リリーススライスを決める ・・・ 分解したタスクを2~3種類の優先度に区分分けする
 5.開発のストラテジーを決める

バックボーンはハイレベルのユーザーのタスクの位置づけになる。

「ユーザストリーマッピング」を試してみよう!


1チーム5人くらいに分かれ、全4チームで実際に「ユーザストリーマッピング」を作ってみるワークショップをやりました。
お題は前述のとおり、「朝起きてから家を出るまでにやること」です。

ウチのチームの成果はこんな感じ。
20191016_01.jpg
(画像をクリックすると1920×1080サイズで拡大)

ワークショップの流れ


1.「朝起きてから家を出るまでにやること」を、水色の付箋を使って時系列に書きだす。(バックボーン)

2.水色の付箋を「アクティビティ」でグルーピングし、青色の付箋で分類する。

3.水色のバックボーンに対し、黄色い付箋でタスクに分解する。

4.黄色いタスクを、「朝起きてから30分以内に家を出る」という時間制約を追加することで2分割する。(リリーススライス1回目)
  ①30分という時間制約でもやること
  ②30分という時間制約では諦めること
 黄色い付箋のタスクをマスキングテープで上下2分割し、①をテープの上に、②をテープの下に分割する。

5.「①30分という時間制約でもやること」に対し、更に「朝起きてから10分以内に家を出る」という時間制約を追加することで①を更に2分割する。(リリーススライス2回目)
  ①-1: 10分という時間制約でもやること
  ①-2: 10分という時間制約では諦めること

やってみた気づきとかポイントとか


個人的な気づきとか、ディスカッションの時間で出た意見をメモ。

■ アクティビティでグルーピングする際、バックボーンの時系列情報が崩れることがある。
 → 
 ・時系列情報は崩しても問題ないとのこと。時系列情報はこのワークショップの目的では無い。
 ・時系列情報は別の成果物で表現すればよい。
 ・でも、時系列で順序性依存があることが分かったなら、それは表現を残しておくべき。

■ 最初にペルソナを決めないと、バックボーンやタスクがチームでばらける。
 → プロダクトオーナーとして、どのペルソナを優先するかを決める必要がある。

■ タスクに対し、時間見積を詳細に付けているチームがあった。
 → 今回のワークショップは「30分以内」とか「10分以内」という制約があったので、意見がばらけないよう、タスクに時間見積を書き出してみたとのこと。
 → これは一つのやり方として面白そう。

■ ユーザーストーリーマッピング作成ワークショップは1回だけでなく何回もやる
 → リリースが終わるたびに、ユーザーストーリーマッピングを見直し、修正する。

■ タスクが結構、漏れてしまう
 → 例えば今回のワークショップだと、朝起きてから家出る前に「トイレに行く」という行動をチーム全員が実際にはしているにも関わらず、タスクとして漏れた。
 → 解決策はパッと思いつかないけど、ちょっと時間を置いて、ウォークスルーとかしたほうがいいのかも。

■ アクティビティは「どうして?」の観点でグルーピングする
 → 例えばウチのチームは最初、アクティビティとして「朝食」というのを上げていた
 → 議論の中で、「朝食」はアクティビティからタスクに格下げし、「コーヒーを飲む」とかのタスクと近い位置に置いた
 → その上で、それらのタスクを「活力を得る」というアクティビティにグルーピングした

 朝食やコーヒーを飲むというのは「タスク」で、それらのタスクを「どうして?」という観点でグルーピングした結果、「活力を得る」というアクティビティが導かれた感じです。

■ リリーススライスによる仕分けの効力
 → 「起きてから30分以内に家を出るには?」というリリーススライスを設けることで、以下のタスクが諦め対象に落ちました。  
  ・ネクタイを着ける → 出社してからで十分じゃん!
  ・スマホでニュースや今日のスケジュールを確認する → 電車の中で確認すればいいじゃん!
  ・片づける → 帰宅してからでいいじゃん!
   etc

 → 更に「起きてから10分以内に家を出るには?」というリリーススライスを追加することで、以下のタスクが諦め対称に落ちました。
  ・歯を磨く → 出社してからで十分じゃん!

 それとは別に、10分以内にの制約が追加されることで新たに増えたタスクもあります。(ピンク色の付箋)
  ・シャワーは諦めるけど、その代わり「洗面所で髪だけ洗う」ことはやりたい。 → ★追加
  ・歯磨きは諦めるけど、「口をすすぐ」だけはやりたい → ★追加

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 リリーススライスを2段階設けることで、この駆け引きの議論がチームに生じるのが良いですね。
 あと、実際の現場では「リリーススライス自体をどう設定するか」というのはプロダクトオーナーとしてかなり難しい判断になるんじゃないかと思います。。。

■ ワークショップにかける時間
 → 短くても90分。半日~1日くらいかけてやることも一般的。

■ ワークショップの順序
今日のワークショップは「バックボーン(水色付箋) → アクティビティ(青付箋) → タスク(黄色付箋)」の順番でした。
それに対し、前述した2015/10/29(木)のワークショップでは「タスク(黄色付箋) → バックボーン(水色付箋)」の順番で、アクティビティ(青付箋)は無しでした。

この辺の順序とかは階層とかは臨機応変なんだろうか?
ちょっと本を読み直してみよう。

他のチームのユーザーストーリーマップ


こちらのチーム、ウチのチームよりタスクの洗い出しレベルとタスク粒度が詳細でした。
20191016_03.jpg
(画像をクリックすると1920×1080サイズで拡大)

ウチのチームに比べ、こちらのチームはナラティブフロー(流れ)が横にずいぶん長いです。
20191016_02.jpg
(画像をクリックすると1920×1080サイズで拡大)

ワークショップの最後に、他のチームの知見とかも共有する時間があったりと、有意義でした。

まとめ


こーゆうワークショップはイイですね。素振りの場、本当にありがたい。
何より、楽しいし。

いろんな気づきもあったり、ブログ書き起こしてみると、あれっ?的なモヤモヤも新たに出てきたり。
ちょっと本を読み返してみようと思いました。

関係者の皆様、ありがとうございました。

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