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makopi23が日々の生活で感じたことを気ままに綴るブログです。

自転車で日本一周の旅 (福岡県から再開) 8日間8日目(最終日)

2019/8/7(水)~8/14(水)の夏季休暇8日間、自転車で日本一周の旅を福岡県久留米市から再開してきました。
このブログはその8日目(2019/8/14)最終日の旅日記になります。

1日目の日記はこちら
http://makopi23.blog.fc2.com/blog-entry-323.html

8日目(2019/8/14)最終日のスタート


8日目最終日は鹿児島鹿児島市のネットカフェからスタートです。無料の朝食を戴く。パン2枚と、ポテト。
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ネカフェを朝6時半くらいにチェックアウトして、今日は夕方の新幹線まで鹿児島市街をサイクリング観光します。
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まずは新幹線の始発駅である鹿児島中央駅へ。テントとか重い荷物は全部ロッカーに預け、身軽にしました。
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雨はほとんど降っておらず、これならサイクリング観光に支障なさそうです。

まずは照國神社へ。
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祭神は島津家28代当主、島津斉彬です。西郷隆盛を取り立て、薩摩藩の改革を率先した英雄の1人ですね。
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街中に西郷隆盛の銅像がありました。
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西郷隆盛が好んで使った言葉、「敬天愛人」。天を敬い人を愛する、ということですね。
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城山公園へ。
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城山公園の展望台へ向かうため、遊歩道をのんびり歩きます。
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城山公園展望台へ到着~。錦江湾や鹿児島市街地を一望できます。
標高107mの山にある展望台からお写真1枚。桜島、今日も帽子かぶってる。。。
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鹿児島城跡へ。改修中だそうな。
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薩摩義士碑へ。
1753年、徳川幕府は薩摩藩に河川の改修工事を命じ、完成までに88名の犠牲者をだしたそうな。その供養墓塔だそうです。
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西郷隆盛終焉の地へ。
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銃弾を受け動けなくなった西郷隆盛が、「晋どん、晋どん、もうここでよか」と別府晋介に介錯を頼み、自決した地です。
ご冥福をお祈りしました。
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鹿児島本線の電車のトンネル上に、敬天愛人の石碑があります。
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西郷隆盛 南洲翁 洞窟へ。
薩軍と政府軍との城山攻防戦の最終段階において、西郷隆盛はこの洞窟で6日間を過ごし指揮をとったそうです。
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私学校跡へ。
征韓論に破れ、下野して鹿児島に帰って来た西郷隆盛らが設立した私学校です。
西郷は私学校の生徒らに押され、最終的には西南戦争に突き進むことになりました。
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鹿児島市街の中心にある天文館商店街。昨晩泊まったネカフェもこのあたりにあります。
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市街を路面電車が走っています。長崎市街もそうでしたね。
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大久保利通生い立ちの地へ。
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こちらは西郷隆盛誕生地。大久保利通生い立ちの地から100mも離れていません。
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鹿児島市維新ふるさと館へ。
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明治維新をテーマにした博物館です。
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鹿児島は西郷隆盛以外にも傑出した人物を多数輩出していますが、彼らの功績などが詳しく紹介されています。
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西郷南洲翁宅地跡へ。
西郷一家が加治屋町の屋敷を売却して移り住み、明治2年に武家屋敷に移るまで十数年過ごしたところだそうな。
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歴史ロード 維新ふるさとの道へ。
西郷や大久保の生地をはじめ、偉大な人物に関連がある場所がこの近辺に集まっています。
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西郷屋敷跡へ。
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西郷が征韓論に敗れて鹿児島に帰ってから、明治10年(1877年)に西南戦争が起こるまでの4年間を暮したところだそうな。
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鹿児島市街のサイクリング観光を堪能し、新幹線の時間が近づいてきたので鹿児島中央駅へ。
重い荷物は宅配便で自宅に送っちゃったので、輪行袋に詰めた自転車と最低限の荷物を携えて新幹線に乗ります。
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輪行袋に入れた自転車を、車両の最後尾のスペースに配置完了。
鹿児島中央駅から博多駅まで向かい、そこで乗り換えて新大阪駅まで向かいます。残り4連休は大阪の実家でのんびり過ごします。
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前日に新幹線の指定座席を確保しておいて正解でした。
明日は台風の影響で新幹線が終日、計画運休になることもあり、当日の新幹線は早朝からすべて満席でした。

最終日は鹿児島市街を21kmほどサイクリング観光しました。
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ほとんど雨の影響もなくて、よかったです。

まとめ


今回の自転車旅で、以下のルートを制覇できたことになります。日本一周も見えてました。
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次回は鹿児島市から自転車旅を再開する予定です。
桜島や種子島にも行ってみたいし、宮崎県や大分県といった九州の東側を攻めていく予定です。

ちなみに今回の走行距離は以下の通り。

1日目: 58km
2日目: 90km
3日目: 61km
4日目: 89km
5日目: 81km
6日目: 75km
7日目: 86km
8日目: 21km
-------------
合計: 561km

本当にたくさんの場所を回って、とっても楽しい旅でした!
目指せ、日本一周~!

自転車で日本一周の旅 (福岡県から再開) 8日間7日目

2019/8/7(水)~8/14(水)の夏季休暇8日間、自転車で日本一周の旅を福岡県久留米市から再開してきました。
このブログはその7日目(2019/8/13)の旅日記になります。

1日目の日記はこちら
http://makopi23.blog.fc2.com/blog-entry-323.html

7日目(2019/8/13)のスタート


7日目は鹿児島県霧島市の霧島温泉郷からスタートです。
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昨夜はちょびっと雨がぱらついていたので、屋根があるところにテントを設置しました。
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今朝はいいお天気。でも山は天気が変わりやすいので要注意。
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霧島温泉郷を後にし、国道223号に沿って9kmほど離れた霧島神宮に向かいます。
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「道の駅 霧島」で休憩~
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「道の駅 霧島」からの眺め。
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霧島神宮に到着~
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年間約150万人の参拝者で賑わう神宮で、南九州屈指のパワースポットだそうな。
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慶応2(1866)年3月、坂本龍馬も妻のお龍(りょう)とともに訪れて参拝したそうな。
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神木の杉は樹齢約800年だそうな。
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霧島神宮を後にし、鹿児島市街方面を目指します。
昨日は上り坂ばっかだった分、今日は下り坂がメインで、楽ちん~
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塩浸温泉龍馬公園へ。
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坂本龍馬が妻のお龍(りょう)と共に新婚旅行で訪れた際、逗留したという温泉だそうな。
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残念ながら温泉は休館日でした。もともと温泉に入る予定は無かったので影響無しです。
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台風が明後日に直撃するらしく、旅は明日までの予定にしたので、明日夕方の新幹線の切符を手に入れようと最寄り駅へ。
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まさかの無人駅・・・でも、やたらと観光客が多い・・・
嘉例川駅というそうで、ググってみると、霧島市屈指の観光名所の1つなんだそうな。
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1903年に営業を開始した鹿児島県内で最も古い木造駅舎で、2006年に登録有形文化財に登録されたんだそうな。
趣のある木造駅舎が人気なんだそうです。ちゃんと電車も走ってて、実は鹿児島空港に一番近い最寄駅なんだそうな。
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JR九州主催の"九州の駅弁ランキング"で3年連続1位に輝いた嘉例川弁当が土日祝日に駅舎内で販売されるんだそうな。
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嘉例川駅が鹿児島空港の最寄りの駅ということで、鹿児島空港へ。
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空港に来たけど飛行機には乗らず、足湯だけ入って去っていくという斬新なパターンを実行した。
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鹿児島空港の向かいに西郷公園があります。
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西郷隆盛の銅像が鎮座する公園で、歴史資料室が併設しています。
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鹿児島神宮へ。
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有形文化財に指定されており、御神馬を先頭に鈴かけ馬が踊る初午祭は全国的に有名なんだそうな。
ご神木は樹齢800年くらいだそうな。今朝の霧島神宮と同じですね。
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霧島市を抜け、姶良市へ。
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姶良市を抜け、ついに鹿児島市へ。桜島、帽子かぶってる。
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仙巌園へ。鹿児島市の観光名所の1つです。閉館30分前にギリギリ間に合いました。。。
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仙巌園は薩摩藩の島津家別邸で、日本を代表する大名庭園なんだそうな。
明治日本の産業革命遺産で、世界文化遺産にも登録が決定したんだそうな。
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「西郷どん」のロケ地にもなってます。
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雄大な庭園から桜島を望む。まだ帽子かぶってる。。。
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仙巌園のお隣にある鶴嶺神社。
今回の旅のゴールは近いですが、油断することなくお賽銭を入れ交通安全祈願をするw
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鹿児島市街に到着し、今日はネカフェへ。台風が近づいていて既に風が強く、今夜から雨予報なのです。
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あとスマホ2台、モバイルバッテリー2台、充電池、自転車用ライトなどの電力も尽きたので、フル充電します。
費用は8時間1800円くらい。シャワーやドリンクや朝食も無料だし、完全個室でエアコン万歳~
ついでに「ゆるキャン」の原作を読む。
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この日は86kmほど走りました。
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8日目(最終日)の日記へ

自転車で日本一周の旅 (福岡県から再開) 8日間6日目

2019/8/7(水)~8/14(水)の夏季休暇8日間、自転車で日本一周の旅を福岡県久留米市から再開してきました。
このブログはその6日目(2019/8/12)の旅日記になります。

1日目の日記はこちら
http://makopi23.blog.fc2.com/blog-entry-323.html

6日目(2019/8/12)のスタート


6日目は熊本県人吉市の宝来町公園からスタートです。
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球磨川に架かる人吉橋を渡り、永国寺へ。
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永国寺は「まいてつ」にも登場し、幽霊寺として有名です。こちらは幽霊の絵。
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こちらが、幽霊が出たという池だそうな。
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お次は人吉城跡へ。
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明治維新までの約700年間、相良家の居城として栄えた城跡だそうな。こちらは本丸跡。
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本丸跡から、昨日寄ったくま川下りの乗船場が見えます。
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「道の駅 人吉」へ。
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「道の駅 人吉」は今年オープンしたばかりだそうで、人吉クラフトパーク石野公園内にあります。
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人吉市からえびの市へ抜けるには国道221号の峠を越える必要があります。
しかも「えびの人吉ループ橋」という2カ所のループ橋が待ち構えており、自転車にとっては難所です・・・
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まず、なんといっても炎天下の長い急坂が堪えます・・・
そして、ハンドル操作を誤ると下に落ちて死ぬという恐怖・・・
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「えびの人吉ループ橋」は観光名所にもなってますが、あんまり観光を楽しむ余裕ありません・・・
そして峠の頂上には歩道が無い長距離トンネルが待ち受けます。
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トンネルの長さは1.8kmほどあり、途中に熊本県と宮崎県の県境があります。
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熊本県人吉市を抜け、宮崎県えびの市へ。
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「道の駅 えびの」へ。ここまで来るの、ホント大変だったのでホッと一息。
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山に囲まれた自然豊かな道の駅です。
道の駅はその土地の産物とか集まっていて雰囲気を感じることができるので、休憩を兼ねて極力寄るようにしています。
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宮崎県えびの市を抜け、鹿児島県湧水町へ。宮崎県にいたの、一瞬でした。
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黒牛、和牛、おいしそうだな~
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ここから鹿児島県の温泉地として有名な霧島温泉郷に向かうのですが、ここからが今日の本当の地獄でした・・・
峠を2つくらい超えなくてはならず、傾斜も急で、かなりの時間帯、自転車を押して歩くハメに・・・
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ヘロヘロになりながら鹿児島県霧島市へ到達・・・
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救世主の自動販売機。マジ生き返るわ~~
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霧島温泉郷の手前5kmくらいの地点にある牧園町特産品販売所で休憩~
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霧島温泉郷に到着~。あちこちから温泉の煙が出ており、硫黄の臭いがしています。
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霧島温泉郷にある丸尾滝へ。
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温泉水が流れ落ち、湯けむりが立ち昇る湯の滝で、高さは23m、幅は16mあるそうな。
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すぐ近くにある「前田温泉 カジロが湯」へ。
入浴料は360円と安価で、露天風呂もあるし、かなりいいお湯でした~
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温泉卵を売っていたので1つ買いました。
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めっちゃ熱いw
とてもじゃないけど、しばらく冷まさないと卵の皮、剥けないw
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このあと近くで一杯やり、温泉卵も美味しくいただき、近くにテントを張って就寝しました。

この日は75kmほど走りました。正直、自転車で来るにはキツすぎる・・・
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7日目の日記へ

自転車で日本一周の旅 (福岡県から再開) 8日間5日目 & まいてつ聖地巡礼

2019/8/7(水)~8/14(水)の夏季休暇8日間、自転車で日本一周の旅を福岡県久留米市から再開してきました。
このブログはその5日目(2019/8/11)の旅日記・兼 「まいてつ」聖地巡礼記 になります。

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「まいてつ」聖地巡礼の箇所まで一気に飛びたい方はコチラをクリック

1日目の日記はこちら
http://makopi23.blog.fc2.com/blog-entry-323.html

5日目(2019/8/11)のスタート


5日目は熊本県八代郡の「道の駅 竜北」からスタートです。「まいてつ」の聖地、熊本県人吉市へ向かいます。
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昨夜も風があって、野宿しやすい気候でした。
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「道の駅 竜北」で、いかにも旅をしている3台の自転車を発見。
1台には「日本縦断」のプレートが。ガンバレ~
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熊本県八代市へ。
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八代城跡公園へ寄ります。
江戸時代初期に建築され、国の史跡にも指定されている城跡で、堀と城壁に囲まれています。
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八代城跡公園の中に八代宮があります。1880年に創建され、市民の間では将軍さんの敬称で親しまれているそうな。
お賽銭を入れ、この旅の交通安全祈願をしました。
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くまもんが突っ立っていたので自転車と共にお写真1枚。
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八代市から、球磨川沿いを走る国道219号に沿って人吉市に向かいます。
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球磨川沿いにある「道の駅 坂本」で休憩~
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熊本県球磨郡の球磨村に到達。「急流と鍾乳洞の里」と書いてありますね。
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球磨川沿いは涼しくて景色も綺麗で、いかにも自転車旅してる、って感じられます。微妙に上り坂ですが・・・
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球磨川のR219沿いに球泉洞があります。
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球泉洞は1973年(昭和48年)3月に発見された延長4.8kmの鍾乳洞だそうで、九州最大の鍾乳洞だそうな。
およそ3億年前海底にあった石灰岩層が隆起してできたと推測されているそうな。

もちろん寄っていきます。
中は14℃くらいだそうで、ちょと寒いほど。外気と20℃くらい差があります。
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凄いっすな~・・・
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GWの自転車旅で秋吉台の鍾乳洞にも寄って来たけど、両者とも素晴らしい。
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球泉洞を堪能し、球磨川に沿って先へ進みます。
「温泉くま村湯の駅」で休憩~
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まいてつ聖地巡礼


熊本県人吉市へ到達~。「まいてつ」の聖地です。
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先日、まいてつをクリアして、ちょうど次の自転車旅で熊本県を通るので、ぜひ聖地に寄りたいと思っていたのでした。

人吉駅に到着~
電車じゃなくて、自転車で(笑
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手前にあるのが「からくり時計」です。
人吉城をイメージした2層3階建ての天守で、時間になると人形達が登場して民謡を踊ります。運よく踊りを見ることができました。

くま川鉄道のゲストハウス「くまたび」


人吉駅の隣に、くま川鉄道のゲストハウス「くまたび」があります。
「まいてつ」では御一夜駅の「レールショップ」として登場し、ポーレットさんがいつも笑顔で迎えてくれますね。
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作中の画像はこちら。
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くま川鉄道のゲストハウス「くまたび」の内部


中にいらっしゃった方の許可を取って、撮影させていただきました。
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作中の画像はこちら。
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「まいてつ」聖地案内マップ


人吉駅から県道188号に沿って南に100mほどくらい行くと、「まいてつ」聖地案内マップがありました。
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「まいてつ」公式サイト: https://maitetsucs.com/
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「まいてつ」聖地案内マップのすぐ後ろのお店にも、まいてつ発売の看板が。
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今回の聖地巡礼は、このマップ以外にもまいてつ舞台 聖地巡礼用マップを参考にしています。

SL人吉号


この日は14:38に人吉駅発 → 熊本駅行の臨時SL列車「SL人吉号」が運行されるので、見るっきゃないね!
人吉駅の券売機で入場券を購入し、駅のホームへ。
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SL人吉がバックでホームに入ってきました。
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SL人吉を前からお写真1枚。
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SL人吉、なんと弊社製!(日立製作所) 形式は作中と同じ8620!ハチロク!
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ずうずうしくSL人吉に乗り込んでお写真1枚。おしゃれな内装です。
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動画も取ってTwitterに投稿しました。このブログ書いてる時点で「いいね」が50個付いてます(笑

動画で、SLの煙突から出る「シュッシュ~」って蒸気が、いかにも蒸気機関車ですな!

実は、SLが出発するシーンも動画撮影してたんだけど、スマホのディスク容量が100%に達したらしく、スマホ強制終了・・・・
その後、スマホが起動しなくなり・・・一番いいシーンを取り損なってガッカリ・・・
ソフトバンク人吉店に持っていったら、店員のおねーさんが直してくれましたw

人吉鉄道ミュージアム MOZOCAステーション868


まいてつとは直接関係はありませんが、人吉駅に隣接する人吉鉄道ミュージアム MOZOCAステーション868へ。
明治時代から続く肥薩線の価値を伝えるため建設された鉄道ミュージアムだそうな。
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中はこんな感じ。子供が実際に乗れるミニトレインなんかもあります。
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青井阿蘇神社


国宝、青井阿蘇神社へ。「まいてつ」でも宮司さんと共によく登場しますね。
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作中の画像はこちら。
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こちらは青井阿蘇神社の楼門。
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こちらは拝殿。お賽銭を入れ、いつものごとく旅の交通安全祈願をしました。
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熊本銀行 (作中の隈元銀行 御一夜支店)


熊本銀行の人吉支店へ。宝生 稀咲が支店長を務める隈元銀行の御一夜支店ですね。
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作中の画像はこちら。
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投炭練習機


主人公たちがスコップでSLに炭を投げ込む練習シーンが何回も出てきます。
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作中の画像はこちら。
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石造りの機関庫


ゲームで8620が格納されていた機関庫です。
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作中の画像はこちら。
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蓑毛鍛冶屋(作中の蓑笠鍛冶屋)


凪ちゃんの祖父である蓑笠さんが営む鍛冶屋です。
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作中の画像はこちら。
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渕田酒造場(作中の右田一酒造元)


主人公たちの家でもあり、真闇姉が焼酎を作ってる蔵でもあります。
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作中の画像はこちら。
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人吉の街並み(作中の御一夜の街並み)


渕田酒造場(作中の右田一酒造元)のすぐ近くにあります。
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作中の画像はこちら。
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クマ川下りの発船所


日本三大急流の1つ、球磨川では川下りが盛んで、ふかみちゃんが船頭をやってますね。
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作中の画像はこちら。
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くま川鉄道


実際にくま川鉄道に乗車して、人吉温泉駅(作中の御一夜温泉駅)から湯前駅(作中の湯医駅)まで行ってみました。距離は25kmほどです。

まずは人吉温泉駅のホームへ。切符売り場です。
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作中の画像はこちら。
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実際は↑の切符売り場ではなく、券売機で切符を買います。
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片道690円で、往復切符を買いました。
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電車がホームにやってきました。
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内装はとってもオシャレです。
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人吉温泉駅を出発し、先頭車両から景色を眺めます。
ゲーム内にも線路の両サイドを緑に覆われた区間がありますよね。そんな感じです。
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球磨川に架かる橋梁を渡ります。
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作中の画像はこちら。
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のんびり外の風景を眺めながら、40分ほどで終点の湯前駅に到着。
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湯前駅(作中の湯医駅)から人吉温泉駅(作中の御一夜温泉駅)への折り返しは25分後くらいだったので、湯前駅近辺を散策し、コンビニでビール買いますw

日が暮れた状態で湯前駅に停車中の電車を撮影。横から。
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前から。
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作中の画像はこちら。
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帰りは電車内で一杯やりながらw
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人吉温泉駅に戻って来ました。
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〆は新温泉(作中の登呂流湯)へ。
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作中の画像はこちら。
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新温泉という名前から「新しい」と思いきや、なんと昭和9年から営業している超老舗。
これまでの旅でいろんな温泉や銭湯に入って来ましたが、ここが一番レトロでした(笑

この日は81kmほど走りました。
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6日目の日記へ

自転車で日本一周の旅 (福岡県から再開) 8日間4日目

2019/8/7(水)~8/14(水)の夏季休暇8日間、自転車で日本一周の旅を福岡県久留米市から再開してきました。
このブログはその4日目(2019/8/10)の旅日記になります。

1日目の日記はこちら
http://makopi23.blog.fc2.com/blog-entry-323.html

4日目(2019/8/10)のスタート


4日目は福岡県大牟田市の笹林公園からスタートです。
昨晩はそよ風が吹いていて、涼しくて寝やすかったです。熱帯夜は野宿の大敵・・・
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すぐ近くに大牟田駅があります。
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大牟田市は福岡県の最南端にあります。福岡県を抜け、熊本県の荒尾市へ。
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四山神社へ。歴史が長く、肥後と筑後のこくんぞさんとして親しまれているそうな。
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四山神社のすぐ近くに荒尾市慰霊塔があります。
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四山神社は標高56メートルの山頂にあるので、大牟田、荒尾両市を見渡すことができます。
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荒尾市を抜け、玉名市へ。
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蓮華院誕生寺へ。
玉名の地でお生まれの「皇円大菩薩」をおまつりする真言律宗の「九州別格本山」だそうな。
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五重塔があります。
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玉名市の国道沿いに、今年のNHK大河ドラマ「いだてん」のドラマ館がありました。
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すみません、今年の大河は見てないので、写真だけ撮ってスルー(笑
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玉名市は今年のNHK大河ドラマ「いだてん」の主人公ゆかりの地なんだそうな。
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西南戦争の最大の激戦地、田原坂へ。
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田原坂は去年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の終盤でも登場しました。
ここで西郷隆盛が率いる薩摩軍と新政府軍による激戦が17昼夜も続き、死者は約4000人だそうな。
今年の「いだてん」は見てないけど、去年の「西郷どん」は見てたんです。やっぱ大河ドラマは歴史ものがいいなぁ。

田原坂の戦い 一の坂。
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田原坂は幅約4メートル、長さ約1.5キロメートルほどの坂道で、当時は大砲を引ける幅の道がここしかなく、必然的にこの地で両軍が激突することになりました。
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田原坂の中腹に西南之役戦没者慰霊碑があります。
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田原坂の戦い 三の坂。
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田原坂を上り切ると田原坂公園があります。
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田原坂公園内にある熊本市田原坂西南戦争資料館へ。
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西南戦争の史実が圧倒的ボリュームでありのままに展示されています。
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田原坂から15kmほど南下し、熊本城公園内にある加藤神社へ。
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熊本城を築いた加藤清正を祀った神社です。
加藤清正と言えば、豊臣秀吉や徳川家康の配下で活躍した猛将ですね。
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加藤神社から熊本城が見えます。
熊本地震によって熊本城は大きなダメージを受け、今は復旧活動中で中に入ることはできません。
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熊本城公園内にある熊本博物館へ。
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熊本の郷土や歴史について多くの展示がされています。
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熊本城公園に隣接する「桜の馬場 城彩苑」へ。
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さまざまな店が立ち並ぶ広大なアーケード、カフェ、文化的な展示がある人気の観光スポットだそうな。
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下通アーケードへ。
熊本を代表する商店街だそうで、自転車から降りて押して、端から端まで歩いてみました。
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水前寺成趣園へ。
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熊本市内の定番観光スポットとして知られる大名庭園だそうな。中に神社もあるし、広大な敷地面積があります。
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熊本市街の観光を堪能したので次の地へ向かいます。宇城市へ。
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「道の駅 うき」で休憩~
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イオンモール宇城へ。ここで一杯やり、夕食も取りました。
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イオンモールのお隣にある「なごみ温泉やすらぎの湯」へ。湯に浸かり、一日の疲れを癒します。
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近くの道の駅へ移動して就寝。この日は90kmほど走りました。
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5日目の日記へ

自転車で日本一周の旅 (福岡県から再開) 8日間3日目

2019/8/7(水)~8/14(水)の夏季休暇8日間、自転車で日本一周の旅を福岡県久留米市から再開してきました。
このブログはその3日目(2019/8/9)の旅日記になります。

1日目の日記はこちら
http://makopi23.blog.fc2.com/blog-entry-323.html

3日目(2019/8/9)のスタート


3日目は長崎県長崎市の公園からスタートです。
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公園でテント撤収してたら年配の方々から話しかけられて、会話しつつラジオ体操もご一緒しました(笑
ラジオ体操したの、いつ以来だろうか。
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出島へ。1636 年に商人によって築造され、対オランダ貿易の拠点となった扇型の島だそうな。
鎖国時の貿易拠点として有名ですね。
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長崎出島ワーフへ。海辺にあるテラスの飲食街です。
友人の結婚式で長崎に来たとき、2次会の会場がここでした。懐かしい・・・
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長崎水辺の森公園へ。早朝の海辺をお散歩する方々がたくさんいらっしゃいました。
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大浦天主堂へ。
1865 年に建てられた風格のある西洋建築様式のカトリック教会で、ステンドグラスや彫像があるそうな。
(入館料が1000円もするので、この位置から眺めるだけに・・・)
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大浦天主堂のお隣にあるグラバー園へ。
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スコットランドの貿易商人、トーマス・ブレーク・グラバーの邸宅をはじめ、3つの国指定重要文化財の住宅と、長崎市内の貴重な洋風建築を見ることができます。
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グラバーと言えば、幕末に武器や弾薬、船を販売した商人として有名で、長崎にある亀山社中の坂本龍馬とも折衝をしています。
すげーお金持ちだったんだろうな。邸宅とか広すぎて・・・
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お次は長崎原爆資料館へ。
この日は8/9ということで、長崎に原爆が投下された日なのです。自転車旅でたまたま訪れた日と一致するとは・・・
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原爆投下の日ということもあり、この日は入館料が無料でした。
原爆で悲惨な目に合われた方々の写真が多数展示されており、平和のありがたさに感謝せざるを得ない。
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長崎原爆資料館の向かいにある爆心地公園。
長崎原子爆弾落下中心地碑の周りに折り鶴が飾られています。
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爆心地公園のすぐ北にある平和公園へ。
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この日8/9は平和祈念像の前で、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が執り行われます。
この写真を撮ったのは、式典開始の30分前くらいでした。
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平和公園内にある折り鶴。
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式典には出席しませんでしたが、平和を祈念し、次の目的地に向かいます。

「みらい長崎ココウォーク」に寄ってトイレをお借りし、フードコートで昼食を取りました。
屋上では観覧車が回ってるし、すげーデカいショッピングモールです。
原爆投下時刻には館内にアナウンスが流れ、一分間の黙祷をしました。
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長崎駅へ。
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昨日今日と長崎市街を堪能したので、次の地へ向かうべくJR特急かもめ号に乗り、自転車と共に佐賀駅へ輪行で戻ります。
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午前中の経路はこんな感じで、18kmほど長崎市街を走り回りました。
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佐賀駅に到着~。1日目に佐賀県庁など佐賀駅のすぐ近くを通っていますが、戻って来た形になります
午後はここから南下し、熊本方面に向かいます。
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まずは自転車屋さんに寄ります。
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1日目2日目とパンクしたので、タイヤの予備チューブを購入します。あとブレーキシューが擦り減ってきているので、こちらも購入。
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筑後川を渡り、佐賀県から福岡県の大川市へ。
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大川市を抜け、柳川市へ。
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三柱神社へ。
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雄大荘厳な風格の社殿があります。あと、庭園のような木々と池もあり、風流な神社です。
お賽銭を入れ、交通安全祈願しました。
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柳川城堀水門へ。
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柳川は川下りで有名です。
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「柳川堀割物語」というドキュメンタリー映画もあり、なんと製作は宮崎駿で、脚本・監督は高畑勲。
スタジオジブリってアニメ映画のイメージありますが、こんなドキュメンタリーも作ってるんですね。

柳川市、みやま市を抜け、大牟田市へ。
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銭湯で1日の疲れを癒します。
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銭湯の前にある「ゆめタウン大牟田」へ。巨大なショッピングモールで、ここで一杯やり、夕食も取りました。
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この日、午前は長崎市を中心に17km、午後は以下のルートで43kmほど走りました。
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4日目の日記へ

自転車で日本一周の旅 (福岡県から再開) 8日間2日目

2019/8/7(水)~8/14(水)の夏季休暇8日間、自転車で日本一周の旅を福岡県久留米市から再開してきました。
このブログはその2日目(2019/8/8)の旅日記になります。

1日目の日記はこちら
http://makopi23.blog.fc2.com/blog-entry-323.html

2日目(2019/8/8)のスタート


2日目は佐賀県鹿島市の旭ヶ岡公園からスタートです。
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旭ヶ岡公園は「日本の歴史公園100選」に選定されており、桜で有名だそうです。
広々とした公園で、出発前にぐるっと一周しました。
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旭ヶ岡公園から南に4kmほど行くと、祐徳稲荷神社があります。
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祐徳稲荷神社は日本三大稲荷のひとつだそうで、年間300万人の参詣者が訪れるそうな。
九州の神社では太宰府天満宮に次ぐ参拝客数なんだそうな。
ちなみに太宰府天満宮も、ゴールデンウィークの自転車旅で寄って来ました。コチラ
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こちらは祐徳稲荷神社の御神楽殿。
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この神社が圧巻なのは、本殿などが丘の上にあることです。しかもめっちゃ華やか。
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ただし、登るのは大変です・・・
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一番上にある「奥の院」まで、なんとか登頂~
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高い位置にあるので、いい眺めです。
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早朝の神社はいいですね。シーンとしてて、荘厳な雰囲気です。
朝早すぎて貸し切り状態でした(笑

祐徳稲荷神社を後にし、海岸沿いの国道を進んで「道の駅 鹿島」へ。
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道の駅に隣接する、有明海の圧倒的な干潟。
干潟展望館が隣接してて、干潟体験もできます。
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「道の駅 鹿島」から海沿いの国道を5kmほど南下すると、「道の駅 太良」があります。
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こっちの干潟も凄いっすなー
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「道の駅 太良」から海岸沿いの国道を2kmほど南下すると、「大魚神社の海中鳥居」があります。
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佐賀県遺産に認定されているそうで、潮の満ち引きで見え方が多様に変化するそうな。
到着したときは潮が引いていた時間帯だったので、先端の鳥居まで歩いて行けました。
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更に海沿いの国道を南下して行きます。夏っぽくでいいですな~
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佐賀県を抜け、長崎県の諫早市へ。
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長崎県へ入ったとたん、バス停がフルーツにw
これはミカンかな?
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スイカ。
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メロン。
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トマト?
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メロンとイチゴ
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どうやら「ときめきフルーツバス停通り」という名前がついた長崎の観光ポイントらしい。面白いw
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昨日2回パンクしたけど、今日もパンク・・・そろそろチューブを交換せにゃアカンな・・・
パンクの修理は手慣れているので問題ないんだけど、灼熱の太陽の下でやるのが辛い・・・ので日陰を探す。
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諫早公園へ。うしろに見えてるのは眼鏡橋というそうな。
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諫早神社へ。
1300年近い歴史があるそうで、当地方の中心社寺として崇敬を受けているそうな。
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諫早市を抜け、長崎市へ。
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長崎市街へ入るには国道34号の新日見トンネルを抜ける必要がありますが、このトンネル直前に待ち構える長く急な坂がキツかった・・・
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諏訪神社へ。
17世紀創建の神社だそうで、地元では「お諏訪さま」、「おすわさん」と呼ばれているそうな。
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諏訪神社は長い階段でも有名で、大門に向かうこの階段以外にも、ずっと下にも階段があります。
この日はお祭りっぽいもの?もやってました。
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諏訪神社の拝殿。お賽銭を入れ、自転車旅の交通安全祈願をしました。
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長崎市の観光ポイントの1つ、眼鏡橋。諫早公園にも眼鏡橋があったので、今日2つ目の眼鏡橋。
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長崎市街はあちこちに路面電車が走ってます。
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長崎新地中華街へ。華やか。
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長崎水辺の森公園の方へ。超デカい船が港に停泊してました。豪華客船だろうか。
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長崎駅へ。
日が暮れたので、長崎市街の観光の続きはまた明日午前に。
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1日の疲れを癒すべく銭湯へ。めっちゃ昭和でレトロな銭湯でした (笑
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この日は90kmほど走りました。
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3日目の日記へ

自転車で日本一周の旅 (福岡県から再開) 8日間1日目

2019/8/7(水)~8/14(水)の夏季休暇8日間、自転車で日本一周の旅を福岡県久留米市から再開してきました。

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これまでの日本一周の経路


これまで長期休暇を何回か使って、小分けにして自転車で日本一周を目指してきました。経路はこちら。


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日本一周とは別に、以下の場所へも自転車で旅をしてます。

今年5月のゴールデンウィーク、自転車で福岡県久留米市まで行ったので、今回はそこから再開し、以下のルートで九州の南端を目指してみることにしました。
福岡県(久留米市)→佐賀県→長崎県→熊本県→宮崎県→鹿児島県

1日目(2019/8/7)のスタート


今年の夏季休暇は8/9(金)~8/18(日)の10連休なのです。
ここに8/7(水)~8/8(木)の有給休暇を2日くっつけて、12連休にしてやったのでした。

JR品川駅から始発で新幹線を乗り継ぎ、福岡県のJR久留米駅に到着~。
11:18到着と、めっちゃ遠かった・・・
荷物も、めっちゃ重い!
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さっそく久留米駅前で自転車を輪行袋から出して組み立て、出発します~
既に超暑い・・・
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今回は鹿児島を目指して南下する前に、九州の西の端にある長崎県に寄ることしました。
長崎県に行かないままだと、日本一周とは言えないしね。
ということで、まずは筑後川沿いを西に向かいます。
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福岡県久留米市から佐賀県神埼市を超え、佐賀市へ。
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まずは佐嘉神社に寄ります。
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佐賀藩10代藩主鍋島直正と11代藩主鍋島直大を祀っているそうな。
お賽銭を入れ、今回の自転車旅の交通安全祈願をしました。
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佐嘉神社の向かいにある佐賀県庁へ。
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佐賀県庁には展望台があり、佐賀市街を360度見渡すことができます。
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佐賀県と「ゾンビランドサガ」という作品がコラボレーションしてるらしい。
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佐賀県庁のすぐ近くに佐賀城公園があります。佐賀城跡へ。
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佐賀城の門。
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門をくぐると、佐賀県立佐賀城本丸歴史館があります。
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佐賀城本丸御殿の一部を復元した館内には、佐賀の幕末期にかかわる年代物などが多数展示されています。
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ふとん店があったので・・・・ロマンシング・サガ! (ロマン寝具・佐賀)
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道を西に進んでいると「江藤新平 乗船の地」なるものに出くわしました。
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江藤新平は幕末~明治維新にかけて活躍した志士ですね。
士族のクーデター「佐賀の乱」に敗北後、鹿児島の西郷隆盛を頼り、ここから乗船したそうです。
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佐賀県小城市へ。
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「道の駅 しろいし」で休憩。
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なんか後輪がスローパンクしてるっぽかったので、道の駅で修理します。
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佐賀県鹿島市にある祐徳温泉宝乃湯へ。湯に浸かり、1日の疲れを癒します。
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スーパー銭湯のような施設で、休憩所で充電できるし、夕食もここで取りました。
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温泉の休憩室で閉店間際までゆっくりしてから自転車に乗ると、前輪がパンクしてる・・・
というわけで、温泉の隣にあるコインランドリーで洗濯しながら、今日2回目のパンク修理・・・
せっかく温泉で汗を流したのに、また汗だくになります(笑
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近くに旭ヶ岡公園があったので、そこでテントを設営し野宿しました。
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1日目は58kmほど走りました。午前は新幹線移動だったので、午後だけでこの距離は上出来。
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2日目の日記へ

「エンジニアのためのコーチング体験型勉強会Vol.1」に参加しました

2019/7/25(木) 「エンジニアのためのコーチング体験型勉強会Vol.1」に参加してきました。

connpass
https://coaching.connpass.com/event/138647/

6/11に「エンジニアのためのコーチング入門」というイベントがあって、そんときブログ書きました↓ 
今回はそれを踏まえ、体験型イベントという位置づけなのでした。
以下、自分復習用のメモ。 








1on1もトレーニングが必要

チェックイン
  • 自己紹介
  • 今どんな気持ちですか?
  • いま、どんな状態ですか?

グランドルール
コーチングは自転車の乗り始めと同じ
慣れると普通にできるようになる
最初は上手くできない
安心して転べる場が必要

ワークセッションの説明
1on1に動きをもたらす
「動き」ってなんだっけ?
 状態・情勢・内容などが変わること
 相手の内容が変化する

問いで動きをもたらす
・ティーチングの真逆
・相手の内側から変化を起こす
 より深い洞察、気づき、学びを得る
・良い問いは持続性がある

ワークで鍛えるポイント
  • 資質: 好奇心
  • スキル: 拡大質問と認知

ワークの流れ
コーチ、クライアント、オブザーバーの3人1組
  • 6分:コーチングセッション
  • 1分:コーチから一言
  • 2分:オブザーバからフィードバック
  • 2分:クライアントからフィードバック
役割を交代する
オブザーバはその場の雰囲気を感じる

セッションの流れ
1.コーチは好奇心をもって拡大質問をする
 ・クライアントは質問されると自分に潜っていく
 ・コーチは探求している様子を傾聴する

2.クライアントは拡大質問に答える
 ・コーチは拡大質問の答えを傾聴する

3.コーチはクライアントを認知する

(拡大質問と認知はスキルです)

好奇心と拡大質問
・相手が持っているすべてのリソースに好奇心をよせる
・はい、いいえで答えられない、開かれた質問をする
・相手が持っている、秘めているものを知る質問をする
 ~さんがいま、本当に望んでいるものは、何ですか
・勇気をもって、無邪気に質問する 


認知
・相手の鏡になる
  ・言われて初めて気づくもの
  ・コーチは思ったことを返すだけでも気づきになることがある

・相手の本来ある姿、特性やありかたを伝える
  ~さんは粘り強いですよね
  ~さんはリスクを取る勇気をもってるんですね

・コーチが感じた/知った相手の深いところを伝える

当てにいかなくていい。これがコツ。

承認と認知
・承認には価値判断がある
  正当であると認める

・認知には価値判断がない
  認めるのみ
  (~という考えを持っているんですね)
  これがけっこう大事

フィードバック
・グランドルールを思い出す
 実験の場、守秘義務、あってる人はいない
・より良くなることを伝える

人はもともと創造力と才知に溢れ、欠けるところのない存在である
NCRW、って覚えてる

デモコーチング(3分)
以下、コーチとクライアント(参加者1名:ジャンボさん)のやりとりのメモ。

コーチ:
 どんなこと聞いてもいいですか?
 それとも、何かテーマあったほうがいいですか?
 では、ジャンボさんにとって仕事ってなんですか?

クライアントが回答:
 XXX

コーチ:
 ちょっと嬉しそうですね
 へー
 なるほど
 仕事は人生にかかせないものなんですね?
 では、人生とは何ですか?

クライアントが回答:
 YYYY

コーチ:
 嬉しそうな顔されますね?
 へー
 流れていくものですか?
 仕事が無いときはぼーっと空とか見てるんですね?
 それも楽しそうにしゃべりますね
 仕事で大事にしていることはありますか?

クライアントが回答:
 ZZZZ

コーチ:
 リスペクトするのとリスペクトしないのとどんな違いがありますか?

クライアントが回答:
 AAAA


ポイント
相手の言ってることよりも、相手の表情とかを傾聴する
そうすると、相手の新しいところに気づく

クライアント役の感想:
自分がしゃべってるときに笑ってる、とか言われたことないので新しい気づきがあった。

拡大質問ってけっこう勇気がいる
人生って何ですか?仕事って何ですか?とか

オブザーバーチェックシート
・好奇心
・拡大質問
・認知
・良かった点
・より良くなるとしたら、どんなことがあげられるか


ワークを実際にやってみて、チームから頂いたフィードバック
実際にワークショップを3人1組でやってみて、コーチ役の時にお2人からいただいたコメント↓

1.オブザーバー役の方から頂いたフィードバック
良い点:
  • 入り口は事実の説明が話やすいのかな
  • 具体例の話をだしていた
  • 事実をだしていた
  • 雰囲気づくりできた

悪い点:
  • 考えると話のバランスがイマイチ
  • 話させるシーンが多かった
  • 考えさせる質問の割合をふやしたほうがいい
  • 仮説をコーチ役の私自身がだしてしまっていた
  • もっとクライアントに考えてもらったほうがいい


2.クライアント役の方から頂いたフィードバック
良い点:
  • やりやすさはあった
  • 仮説を立てられて述べていた

悪い点:
  • 課題設定をしすぎ
  • 状況説明がたくさん必要な質問をしてしまった


ワークの振り返り

  • どんな気づきがあったか?
  • 明日から使えそうなものは何か?
  • どんなことが1on1に動きをもたらすでしょうか?

参加者からのコメント:
  • 認知で、他のコーチがやっていると、すごくいい表情になってた
  • 認知もっとやっていこう
  • 身振り手振り、言われて気づいた。 → ミラーリングと言って、これも認知の一種
  • 3人でやるのがよかった。客観的に見てくれる第三者がよかった。
  • クライアントとコーチって、やってるといっぱいいっぱいなので、第三者のオブザーバーが助かる。

チェックアウト
いま、どんな気持ちですか?
いま、どんな状態ですか?



感想


実際にコーチングを体験する場ってのは貴重ですね。
なんとなく知識はあっても、実際にやってみると、自分のコーチング力のマズさに気づく・・・
しかも、3人でやる、ってのが面白い。二人のやりとりをじっくり観察するオブザーバー役があるのデカい。

またこーゆうイベントがあれば、ぜひ参加したいと思うのでした。

「Agile Japan 2019」に参加しました

2019/7/18(木) 「Agile Japan 2019」に参加してきました。

公式サイト
https://www.agilejapan.org/index.html


会社でアジャイルなお仕事をやってるので、会社の経費で参加です。
以下、復習用の個人メモ。

[基調講演] マネージャー不在の洞窟型組織


セッション紹介: https://www.agilejapan.org/session.html#e-03
スライド: https://www.agilejapan.org/2019/session/keynote-03_GROOVE.pdf



【第1部】LOVOT概要および発表後の反響について


起業から発売あで、4年間売り上げゼロで、事業費100億。
LOVOTは360度の顔認識。
家に来ると地図を作る。
すべての声がオリジナルで、喉がある
服を着ないと動かない。着ている服を認識する。
赤ちゃんの見守りをする。
外出中の家の状況を送信する。動ける。

【第2部】LOVOT開発に、アジャイルが必須な理由


ピラミッド型はマネージャが必要。
GROOVEはフラット組織にしている。

LOVOT 開発は先が見通せないため、思考と学習を重視した。
初期が一番知識が無い。
見通せない領域はアジャイルが大事。
今は複雑で見通せない範囲が多い。
アジャイルでやるならフラットが相性がいい。

LOVOT開発は、生命の進化プロセスを4年の開発期間で再現
・早く試して、いかに早く学ぶか
・スコープがどんどん変わる
そのなかでどうやって組織を運営していくかの最適解がスクラム

①早く試して早く学ぶ
SpaceXの動画は、失敗をすることを誇っている。なぜなら、失敗させたほうが学びが大きいから。
ロケット打ち上げはNASAからSpaceXに移ってきた。
 ・NASAは税金を使うので失敗できない。それでどんどんコストが上がった
 ・SpaceXは失敗しても税金を使ってないので、失敗を許容しやすい

でも、「早く試して早く学ぶ」というのは、実際は大変。なぜなら、不安になるから。

アジャイルは【コロンブスの新大陸の発見」と同じだと思った。
コロンブスが戦ったのは、船員の不安。
なんとか船員を束ねながら新大陸を発見した。
不安のマネジメントが出来たのがコロンブスの勝因。

①早く試して、早く学ぶ → 不安との戦い → 見える化して不安解消
見せる化をして不安を解消するのが大事。
見通しの悪いところで遭難しない能力がアジャイル。
ぎりぎりを責めることが大事。
一歩間違えると失敗する。
ギリギリを攻めるにはどうすればいいのか。
それは、片足が落ちても踏みとどまれるかどうか。
失敗を盛大にするとリカバリにすごい時間がかかる。
アジャイルどころではなくなる。
どれだけ片足が落ちた時点で気づけるかが大事。
片足を落とし慣れるのがスクラム。
何かが起きたらすぐ方針転換する。

②スコープがよく変わる 〜オペレーションの完成度をあげる組織の弱み〜
スコープが変わると何がツライかというと、ピラミッド型は部門ごとに領域が分かれること。
仕様変更が少ない場合はこれが一番効率良い。

でも、領域を分けると、領域間の隙間ができる。
忙しくなると領域が狭くなってきて、領域間に隙間ができる。
3-6か月かかって隙間がでてきて、埋めるのにまた同じくらいかかる。
最後に帳尻合わせでガタガタなものになる。
スコープが変わることを前提として作らざるを得なかったので、フラット型の組織を採用した。
フラッと型組織だと、隙間があると気づく。
各自の不安で領域間の空白地帯があぶり出される。
経営者には不透明感が出るかもしれないけど、それでも他社は追随出来なくなるので納得する。

組織のタイプ 〜「自律性」と、「船頭の数」によって、性質とパフォーマンスが変わる〜
フラット組織を導入して失敗するのは、仲良し組織で船頭が多数の場合。
船頭が多くなりすぎるのは取るべき選択肢ではない。
完全フラットだと、10人いると10の意見が出る。
船頭多くして船山に上る。
自律性はあるけど、物事が纏まらない。
派閥のないピラミッド組織ピラミッドは上手くいく。

スクラム・ホラクラシー型フラット組織
スクラムは横連携のコストが安い。
スコープ変化のコストが安い。
でも各自が説明責任を持たないといけない。
なぜなら横連携でコミュニケーションできないとメリットが活かされないから。
イノベーションにおいて大切な能力は、“Learning agility” (学びの素早さ)

職場の活気① 〜スクラム&フラット型組織の組み合わせは、活気がある〜
ピラミッド型組織は2:6:2の法則になる。
フラット型組織にすると下位の2割がほどんどいなくなる。
中間6割と上位2割の区別がなくなっていく。
それに対し、ピラミッド型組織の下位2割は生産性がマイナスで、それらが中間層の6割を食ってしまう。
するとピラミッド型の青の面積が減る。
フラット型組織は、青の総面積は大きい。

職場の活気② 〜「飽きる」をポジティブの捉える〜
イノベーションにおいて大切な能力 = “Learning agility”
学びが素早い=飽きっぽい
数年で飽きてもおかしくない。
飽きた人を縛り付けるとLearning agilityが下がるので輝きが失われる。
最大の敵は「飽き」

職場の活気② 〜「飽きる」をポジティブの捉える〜
7割は死亡保険の加入率は、アメリカは2割だけど日本は7割。
日本人は不安を減らす努力を怠らない。
でもリスクを取らないのでLearning agilityが上がらない。
積極的に「飽きる」ことを認め、覚悟を決めると、生産性はあげられる
飽きたら早めに手を挙げてもらう。
挑戦はLearning agilityの向上にもなる。

スクラムのメリット まとめ
船頭を一人に保ちながらチームの自律性を維持することが可能。
「服従の心理」という本がおすすめ。

服従の心理 (河出文庫)
スタンレー ミルグラム
河出書房新社
売り上げランキング: 37,694


フラット型でスクラム運営すると職場に活気が出る。
 ・スクラムできない、というヒエラルキーと戦うくらいならフラット組織にしてしまう

アジャイルコーチ、スクラムマスター、研修等にしっかりコストをかける
 ・研修にコストをかけて、ようやく動き始める。

実運用は、午後のセッションにて説明
Bazaar(バザール)をやってる。
フィーチャーチームへの移行には適切な時期がある。
なので、コンポーネントチームから始めている。

【残り時間】QA


Q.
会社だと人事評価とかある。どうされてるか?

A.
フィードバックと評価は分離しようとしている
フィードバックは振り返りをやっている。
年に1回、360度フィードバックをやっている。

スプリントごとのふりかえりは業務ふりかえりをやってる。
その人の成長以外に、自己認識と他己認識の乖離をどう理解するのかの課題がある。
自分はコミュニケーションできてると思ってるのに、他の人からは「できてない」と思われていることがある。
360度フィードバックは、最低7人からやっている。
自分と他者の乖離を見る。
トラブルとなるのは自己認識と他己認識が乖離している部分。

評価は、今はやっていない。
評価は一度やってしまうと、情報硬直性があるので難しい。
自分が手をあげて他の人が承認するプロセスを考えている。
チームで、どうやって給料を決めるかを考えてもらおうと思っている。



Q.
自律型組織に合わない人は、出ていってもらうことあるか?

A.
あまりない。
フィットする人ばかりではないが、合わないと自分から移っていく。
入社して1~2か月は、多くの人が戸惑う。
1~2か月経って、自分が合うか合わないかがわかる。
合わなければ離れていく。
でも離職率2~3%くらい。




Q.
出資者に対するリリースバーンダウンチャートの説明とか、スプリントレビューとか、どうやって出資者に説明しているか?

A.
出資者はフラット型組織とスクラムに慣れていない
フラット型組織で失敗するベンチャーが多すぎるのは、拡大する時に課題がでて、ヒエラルキーに転換することが多いから。
なので出資者にはウォーターフォール的に説明している。
POの責務として、ROIを最適化するというのがある。ROIのIは、イノベータからのIN。
外向きにはウォーターフォール、内向きにはアジャイルで。

日本のイノベーションを加速するScrum


セッション: https://www.agilejapan.org/session.html#l-03
How Scrum boosts your innovation in Japan from Kenji Hiranabe


ランチセッションです。無料配布のサンドイッチおいしかった。
戦闘機「グリペン」の開発で使ってるスクラムのプロセスは、Scrum@Scaleですね。
今年のデブサミで原田さんのScrum@Scaleのセッション聞いて、ブログ書いてます。




展示会場では、いろんなブースが出てました。こちらは「旅するAgile本箱」。
アジャイル関連の書籍がたくさんあって、何冊か手に取って目を通させていただきました。
20190718_01.jpg


なぜ始まらない?アジャイル開発 アジャイルコーチと考える組織改革


セッション: https://www.agilejapan.org/session.html#e-05
スライド: https://www.agilejapan.org/2019/session/west1-2_freee.pdf



3セッション分の時間枠だったので、前半の2セッション分の時間枠のみ参加しました。
前半は、実際にコーチから支援を受けたチームの体験談が複数あったあと、質疑応答になりました。
以下、メモ。
---

コーチの見つけ方
 上司が知ってる方を連れてきて、やっとむさんがやってきた

コーチ呼んでよかったこと
 第三者視点でアドバイスくれる。社内事情に左右されない。
 コーチ来る前は、やってて自信が持てないのがツライ

アジャイルコーチを呼んで型を知り、型を守る。
まずは徹底する。
目的からずれ始めたらアジャイルコーチが指摘してくれた。
第三者的な視点で意見をくれるのがよい。

アジャイルの要素の概念が説明できるようになった。
ワークショップで考える会を開いてもらって、それで身についた。
コーチが不要になるようにコーチが動いてくれた。
圧倒的にホワイトボードや付箋を使うようになった。

コーチの見つけ方
コミュニティとか、知り合いからの紹介だった。

スクラムでずっといくわけじゃないので、そのあたりに中立な人が希望だった。
自分がいなくてもよいようにする、と表明してくれた。

コーチ呼ぶのに困ったところ
モノづくりしないのでどれだけコストかけていいか
 コーチングやティーチングできる人は単価が高い
 でも、コーチがSMやPOを育ててくれるのなら安いのでは。
 

まとめ
スクラムをはじめるのなら徹底する
徹底しないと良し悪しが分からない。
体験する場や考える場を設けてくれるの大事。

質疑応答(ディスカッション)


最初に、周りの人とこのセッションで質問したいことについて話し合う時間がとられました。
私のグループでは以下のような意見ができました。

・コーチが目指していること
・コーチがいなくなってもいいとは
・仮説検証のやりかた
・コーチとして入るときに、絶対外してはいけないこと

そのあと、各グループで出た質問内容をもとに、質疑応答ベースでセッションが進みました。
聴衆から出た質問はいかのようなものがありました。

・コーチ入る前に、どう始めたか?
・コーチのお値段
・やりはじめて最初もやもやしたのがどのタイミングで晴れてきたか
・freeで半年でよく半年で慣れたな
・1つのチームを社内に広げるときに何やれば広がるか
・コーチ導入する際にユーザ企業様と文化の相違あるときに衝突とかどうすりあわせるか
・コーチが週2日に入る時は、週のどんな日か。スクラムイベントがある日か?
・メンバーがコーチやスクラムに好意的じゃないときにどう進めていくか
・守破離の守で立ちいかなくて解散してしまった場合、どうやってマインドセットを育てていくのか
・コーチって、SMにやりかたを教えて、SMからチームに教えるのか
・アジャイルを上の縦に広げていくには?




Q.
コーチのお値段は?

A.
アトラクタさん25万円/日

今日のコーチのみなさんのお値段は↓
・15万円/日
・13万円/日
・15万円/日

まずは試してみませんか、で、最初だけ13万とか少し安くする。
コーチが合うかどうか大事なので、最初は安く設定とかして、長期的にいけそうなら価格を設定する。




Q.
コーチがくる日は?

A.
最初は週2で、今は週1
スクラムイベントがよく理解できていないときは、スクラムイベントを1日に全部入れるのはキツイので、それで2日にした
2日きてもらったほうがワークショップとかしてもらえるし。
意味が大丈夫とかなってきたら週1に

始める時はがっつり1か月フルでコーチに来てもらった。
スクラムの役割とかセレモニーとか、教えてもらう。
1週間、缶詰めになって議論する。POも入ってもらう。
だんだん歩けるようになってから、コーチに少しづつ離れてもらう。




Q.
コーチはどう入りたいか?

A.
月1はやめたほうがいい。
週1か2で、変化を見る。考える時間を作る。
チームにじっくり考えてもらう必要があるときは週3

スクラムイベントは出たいので、週1~2は必須。
スプリント0のときは週3か週4で入った。

最初は週3~4で半日を4回とか、間をあけないように。
コーチが抜けていくときは、イベントだけ参加とか。
そこでチームができるようになってきたら、開発中にチームがどうコミュニケーションしてるか、とかを見る。
それで、テスト書いてないね、ということが分かると、「一緒にテスト書こうか」と言う。
コーチが得意としていることは、スキルによる。
イベントある日に行くこともあれば、わざとイベントの日を外していくこともある。

スクラムイベントデーは、アジャイルコーチを確保できないことある。
他のプロジェクトにコーチを先通りされてしまう。
コーチの都合で丸1日フルで行けない日がでることがあるが、半日だけでも、行けない日よりはマシ。
午前は現場A、午後は現場Bとか。

コーチの掛け持ちは2~3件かな。

正しいものを正しくつくる ープロダクトをつくるとはどういうことなのか、あるいはアジャイルのその先について


セッション: https://www.agilejapan.org/session.html#p-01
分からないものを分かるようにする from toshihiro ichitani


「正しいものを正しく作る」というタイトルだと、「正しいとはなんや?」となるので・・・
今日のテーマは「分からないものを分かるようにする」

文脈
・新規事業やサービスづくり
・はじめてアジャイルに取り組む

どちらも、どうなるかわからない、というのが共通
分からない状況でも進めていかなければいけない
どうやればいいか?

不確実性の高い状況にどう立ち向かうか?
→ 基本戦略:わからないものをわかるようにする

「不確実」な中に、「確実」をつくる
わかるところを作る

わからないものをわからないまま進める
→わかったことが役立つかは運任せ

わからないことが後でわかってきても後の祭り
ビジネスは、間に合わないとダメ

わかるようにするための活動とは
検証活動を重ねて空白地帯(分からないこと)を知識で埋めていく

わからないものをわかるようにする戦略
1.わからないから選択肢を広く持つ
決めうちして間違えると時間的損失が大きい
時間あたりで得られる学びが少ない

2.最も「わかる」のは想像ではなく現実に直面したとき
→いかに現実に近い状況をコスパよくつくるか
コスパがよくないと繰り返しできない

3.分かる、に使う距離(時間、予算)を段階的に
活かす次が無いと意味がない
次を活かす設計=段階化

現実歪曲曲線
縦軸がリアリティ
横軸がリソース
傾きは一定でない

ランディングページは早いけど、リアリティない
デザイン入りプロトタイプは、飛躍的にリアリティが上がる 
フロントエンドのみ実装プロトタイプは、より表側の動きできて体験が味わえる。でもリソースはあがる
インターネットで公開できるMVPが最後にあり、リアリティとリソースは高い

横軸: 最初の学びを得られるまでの時間差
縦軸: 得られる学びの量との差

最初は左下だけでもかなりわかる。早く。それで学びを得られる
お金をかけてリアリティかけるよりいいんじゃないかな

MVPの力学
リソースももったいないけど、時間がもっともったいない
なのでリソースを減らしてリアリティを上げたい
できるだけ左上を目指す。 ①→②

ノンコーディングプロトタイプイングツールとかも使える。
競合他社のありものの製品を使うなら、安く済む
それでわかったフィードバックから仮説を立てて検証していくとか。そういう作戦もある
リソースは利用料を払うだけでいきなり検証できるものを使えばよい。

大企業の戦略
予算を投下して、たくさんの選択肢を試す
→ 段階的にダメな案を省いていく
→ 残った選択肢でプロトタイプを作っていく

現実で多いのは・・・
・決め打ち
・想像だけで決め打ち
・想像だけで決め打ちでいきなり超リアリティのあるものを作ってしまう
 → 学びはあるが、かける予算と時間と、期待があってない
 → 頓挫
・大企業的戦略もだいたい取られない

決め打ちは間違っている、とわかってるけど、なぜ起きる?

環境最適化問題
俯瞰的視点に立てば誤りに気づくことでも、詳細に寄りすぎると誤りに気が付かない

そこで、「自分たちを立ち止まらせる問い」を
ほんとにこれでいいんか?
正しいものを正しく作れているか

自分たちの思考と行動に別の方向性を与える
気づけないことを気づけるようにするにはどうすればいいか?

人は制約を置かれたたとき、その制約の下で最適な解を見つけようとする
例えば、「重要なものを選べ」だと、全部重要ということで全部選ばれてしまう
「TOP3を選べ」とすると、並べて比較して決めるようになる

自分が気づけないところに行くには、
自分たちの意識にとらわれない問いで思考や行動に向き直る

不確実な高い状況ほど、わかっていることに答えてばかりいても発見が足りない
→ 回答不可能な問いをあえて置く
そのやりかたの1つが仮説検証型アジャイル開発

本当にできるの?
→ 経産省のシン・ミラサポプロジェクト
アジャイル開発だけで何をつくるべきかが見えるわけではない

・価値探索
・インセプションデッキ
・仮説キャンバス
・ユーザーインタビュー

やると見えてくる問題がある

LeSSでつなぐビジネスとIT


セッション: https://www.agilejapan.org/session.html#e-12


現在の組織の問題点1: 官僚型のマネジメント
・標準化で誰でもできる、わかりやすい
・ビジネスとITが分離され、開発現場が顧客視点を失う
・顧客に素早く価値を届けることよりも、組織内部の稼働に注目する

現在の組織の問題点2: サイロ化した組織
・機能別の部門
・部門の責務に閉じた目標

従来型の組織はチームになっていない
役割間で異なる目標、作業分担、やり方が共有されていない

組織をチームにしよう
・同じ目標を持つ
・フォローしあう関係
・やりかたを共有している

LeSSのコンセプト
組織をシンプルにし、アジャイルになるためにはどうすればいいか?

スクラムを大規模にするために、著者二人が実験をたくさんやってて、それが本になってる

大規模スクラムはスクラムである

スクラムの導入が爆発的に増えている理由
スクラムの成功は抽象的な原理原則と、具体的な手法の絶妙なバランスにある

LESSはスクラムと同様にバランスをとっている
抽象的な原理原則と具体的なプラクティス

LESS
フレームワークをルールで定義している。ルールは少ない。4-5枚くらい。
それだけだと動くの難しい。そのためにガイドが周りを覆っている
そのまわりに実験がある。みなさん実験してみましょう
フレームワークが薄くて、シンプルに初めて、実験してくださいね

原理・原則
LESSのコア
リーン思考とか顧客中心とか
少なくすることでもっと多く
フレームワークが軽い

フレームワーク
2つある
・LESS フレームワーク: 2~8チーム
・LESS HUGE フレームワーク: 9チーム以上


1人のPO、1つのプロダクトバックログ、1つのプロダクト
各チームは独自のプロダクトバックログを持っていない
完成の定義も1つ
すべてのチームが共通のスプリント
複数のチームが1つのスプリントで動いている

ラーマンの組織行動の原則
4つある
3の「カスタマイズ」と、4の「文化は構造に従う」について

クロールでしか泳いだことの内集落の話
1つの泳ぎ方しか知らない集落があった
クロールという名前も知らない

遠くの集落は違う泳ぎしている
平泳ぎというらしい
自分のはクロールと言うらしい
やってみようぜ

クロールしかしたことがない人が平泳ぎをすると
これまでより体力消耗するし、ぜんぜん進まない

これまでのやりかたを踏襲して、名前だけ変えて余計に重たくしているとか、あるある。

クロールをやったことない人が、やったことない平泳ぎを取り入れてもうまくいかない
ちゃんと学んでいかないといけない
自分たちが1点しか知らなくて、もう1個を知らないのに、その間の真ん中なんて取れるんですか?
カスタマイズする前に、振り切ってそれをやってみるのが大事。

文化は構造に従う
組織が変わらない限り、考え方は変わらない

顧客価値による組織化
・実際のチームを基本単位としてブロックを組んで組織をつくる
・自己管理、クロスファンクショナル、同一ロケーション、長期間存続
・チームの大半はフィーチャーチーム

フィーチャーチームとは
・エンドツーエンドで顧客中心のフィーチャーを実現する、安定した長期間存続するチーム
 (フィーチャーチームの対称的な概念が、コンポーネントチーム)
・クロスファンクショナル
・クロスコンポーネント ・・・ すべてのコンポーネントはすべてのチームが面倒をみる
・すべてのスプリントで完成したフィーチャーを提供

フィーチャーチームの利点
・明確なフィーチャーの所有権
・遅延を引き起こす依存関係がない
・顧客の言葉で話す開発組織

LeSSでのマネジメント
・ 「Hackmanの権限マトリックス」は、縦軸が「権限」で、横軸が「チームの名称」
・2番目が「自己管理チーム」
 アジャイルの文脈で求められているのは、最低限、自己管理チームであること
 
組織の強さを作る存在としてのマネージャ
2つの現場がある。
 1.価値を消費する現場・・・ユーザ側
 2.価値を創造する現場・・・チーム

「チーム」を組織図の一番上に置いて、マネージャは一番下にいる
・マネージャは、多くの権限をチームに移譲する
・マネージャは、チームとスクラムマスターが取り組んでいる障害排除と改善を手助けする

現地現物
1.問題解決力の向上 ・・・ マネージャの重要な役割は、問題解決の方法を教えること
2.より良い組織の意思決定 ・・・ マネージャはチームの仕事の状況を真に把握し、経営判断についてのフィードバックを得る

原著者からのメッセージ
階層型組織とマネジメント構造を同一を捉えている人が多いが、そうじゃない
階層型組織でも指示型のマネジメントスタイルでなければ自己管理チームを作ることは可能

大規模アジャイル方法論「SAFe」の実践 ~ペイメントサービスにおける組織デジタル化~


セッション: https://www.agilejapan.org/session.html#g-04
スライド: https://www.agilejapan.org/2019/session/east2-4_NTTdata.pdf



NTTデータのアジャイル
アジャイルプロフェッショナルセンタ
「Altemista」というブランドをやってる
方法論がProjectNow!
様々なメソドロジーを内包している

SAFe
・3つのレイヤ
  1.システム開発
  2.ビジネス
  3.組織運営
・2017年頃からSAFeがデファクト

SAFeをどう始めればいいか
公式手順はImplementation Roadmapが提示されている
ガイドラインで汎用的
具体的にはイメージしにくい

NTTデータの事例: 国内最大のキャッシュレス決済総合プラットフォーム CAFIS
129名のSAFe体制で対応中
Large Solutionを意識したチーム構成

導入の課題
SAFeを開始するまでの導入部分の話をする。

SAFeの立ち上げ方
立ち上げプロセスが従来のウォーターフォールと全然違う
SAFeの前半プロセスは新しいので先入観なく取り組める
後半プロセスは従来プロセスを踏襲してやってしまいやすい
つまづかないように、後半プロセスを意識的に変えた。場所とか人とか組織とかシステムとか。

SAFeの5つのコンピテンシー:成功のための行動特性
SAFeの5つのコンピテンシーに4つ(場所、人、システム、組織)をマッピングした

1.場所
課題
・人が集まらない (高スキル技術者ほど市場価値が高いので)
・レイアウトの問題で会話が少ない
・大規模なので狭い、
・利便性とのトレードオフのセキュリティ

→ ラボを立ち上げて対応

場所の対策1: ラボ
人が集まる場所を目指す
 1.働きやすい
 2.ワクワクする職場

アクセスのよい都心
デザイン性の高いオフィスで、新しいものに取り組んでる感
多様なデバイス

場所の対策2: 対話重視のオフィス設計
・フリーアドレス ・・・ 同じチームとしか話さない、ようにしない
・どこでも会議可 ・・・ ホワイトボードをいっぱい設置して、移動式
・音楽が流れる ・・・ コミュニケーションしやすいように スピーカー置いたり

場所の対策3: 開放感のある十分なスペース
関係者全員が一堂に会せる
4フロアを確保

場所の対策4: 自由度を上げてもセキュリティは確保
社内LANと分離した独立NW環境
端末構成管理システムを用意
内部統制監視システムを導入し、コミュニケーションツールやファイル操作を監査

2.人(チーム)
人(チーム)の対応が一番の成功理由だった。
Scrumの定着率が低いのは、育成期間を確保し、アジャイルコーチ、チームのスクラップ&ビルドで対応
人財評価

人の対策1:育成期間の確保
3~4スプリントはベロシティが上がらない
チーム立ち上げる際に、「見定め期間」を設ける

人の対策2:アジャイルコーチ
「見定め期間」にアジャイルコーチをつける
アジャイルコーチを入れるのが成功要因として大きかった
改善サイクルが不調の時とか、メンバ入れ替えがあったタイミングでもアジャイルコーチをつける

10チームのScrumチームを並行で立ち上げた
チームの立ち上げ期間をずらして、一人のアジャイルコーチが複数チームを見れるようにした

人の対策3: スクラップ&ビルド
見定め期間をすぎぎてもうまくいかないチームがある。
→ 性格的な適正とか、一度出来上がった人間関係とかが原因
→ チームの解散、メンバ再配置も必要だと考えた。心を鬼に。

10チームが軌道に乗るまで、シビアに評価した
それがそのあとステップアップできた成功要因となった。

人の対策4:人財評価
人財評価は対応中。
スキルセットと育成プランを継続して作っていくのを取り組んでる

3.システム
アプリとインフラの維持コストが高いのが課題
→ オープンAPI化とかマイクロサービス化とかクラウドとか、対策をとった新環境を用意した

システムの対策1:オープンAPI化
これまでは新しいチャネル追加なるとIFを追加してたので工数が大きかった
新環境はオープンAPIに統合

対策2:マイクロサービス化
これまではサイロ化してて、他IFとの重複があった
新環境でマイクロサービス化して保守性とアジリティ向上を実現

対策3:パブリッククラウド活用
用途に合ったパブリッククラウドを用意

4.組織
課題は2点
 ・各レイヤーの情報の見える化
 ・WF準拠の社内ルール、意思決定が遅い

対策
 ・DevOpsの活用
 ・社内ルールを改定、新ビジネスマネジメントプロセス

組織の対策1: DevOpsの活用
進捗管理はJira
情報共有はconflueence
コミュニケーションはMattermost
ビジネス、組織運営との関連付けは付箋アナログ

組織対策2: 特区化
プロジェクトでなくプロダクトライフサイクルで管理

ここまでで下地作りできた
→ 2019年7月からSAFe本格始動

まとめ
100名超規模の大規模アジャイルをSAFeでやってる
SAFeの立ち上げには従来のやりかたを意識的に変える必要がある
人が一番大事。人の集め方、意識の変え方、働き方、チームビルディング、すべて人間中心

質疑応答
Q1.
SAFeをやるのに3アジャイルコーチに入ってもらったとあったが、コーチに何をやってもらったか?

A1.
スクラムマスター自身どうふるまえばいいのか定着してない。
スクラムマスターのそばで、イベントに観察者のように張り付いて見てもらい、改善の指示をする
最初の1スプリントはべったり入ってもらう
2~3スプリントは最初の計画会議か最後のレトロスペクティブだけ参加するようにする
---

Q2.
スクラムチームの見定め期間後の、「ダメだね」となる判断基準はあるか?

A2.
明文化したものはない
プロダクトオーナー的なトップの人が判断する形をとってる
アウトプットとかチームの雰囲気とかを勘案して全体最適化をしている
---

Q3.
大規模アジャイルの方法論はいくつかあるが、なぜSAFeを選んだか

A3.
LeSSとかScrum@Scaleとかでも大規模なものは作れる
でも、縦に組織として伸ばしてくのはSAFeしかなかった
組織を変えたいというのを目指していくのでSAFeを採用した


Fun! Done! Learn! 〜 チームの楽しさと学びを成果に結びつく新しい振り返りを体験しましょう!


セッション: https://www.agilejapan.org/session.html#e-14
スライド: https://docs.google.com/presentation/d/1PzKrGMIahCkeAqddv8g14oxQEzpI5HPd5zrTv0DLspw/edit#slide=id.p
20190718_07.jpg
(クリックするとスライドに飛びます)

1.説明
Fun! Done! Learn!がどうやって生まれたか?
沖縄のイベントで。
スクラムやりたくないチームにどうアジャイルコーチが関わるか?
どんな工夫すればチーム自らチームの状態を知って行動がおこせるのか?

成果重視でかんばってるけどこのままもつのか
うちのチームは成長してるのか
もっとたのしくやりたい

チームが自己診断できたらおもしろいかもね
→ fun/done/learnを生み出した

とにかく楽しい絵をかいてやってた
funの要素がないとやってられない

2.やる
10人~15人でチームを作って、今日のアジャイルジャパンに参加して思ったことに対してやってみる。

実際にやってみた。
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やってみた感想:
スプリントレトロスペクティブはいつもKPTを使ってるけど、マンネリ化したら、Fun! Done! Learn!を一度試してみるのもありかもしれない。
KPTだと↓の要素が確かにあるなぁ、と思いました。
 ・課題の改善という意識がすりこまれているのか、”よくなかったこと”にフォーカスして話しがちな傾向があるのは確かに。
 ・振り返りをする時間をしても「できなかったこと」にばかり目が向いてネガティブな印象になりがち


ネットワーキング 併設:平鍋師匠のアジャイルあるある相談会


セッション: https://www.agilejapan.org/session.html#nw-1

参加者のみなさんと軽食をまじえての歓談タイムです。
軽食も十分な量があって、翌日は人間ドックなのに食べ過ぎてしまった・・・
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感想


上質なセッションがとても多くて有意義でした。
こーゆうオープンな場で生の現場の事例などを知れるのは大変ありがたい。
自分の現場にも試せそうなヒントや気づきがありました。
有料だけど、また会社のお金で来年も参加したいと思うのでした。

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