2018年10月の4連休、自転車で東京から長野まで旅をしてきました。
このブログはその4日目最終日(2018/10/9)の旅日記になります。
1日目~2日目の日記はこちら
http://makopi23.blog.fc2.com/blog-entry-290.html4日目(2018/10/9)のスタート
4日目は長野県小諸市の小諸駅に隣接する「大手門公園」からスタートです。

昨晩、この公園でテント野宿しました。

大手門公園に小諸宿本陣主屋があります。
江戸時代、小諸宿を通る参勤交代の大名などが休泊した建物だそうな。

大手門公園にある小諸城大手門。

すぐ隣にある小諸駅へ。

小諸の街は
「あの夏で待ってる」という作品の舞台の地なんだそうな。

小諸駅の東側から西側へ線路を渡ると、小諸城址・懐古園があります。

小諸城は1487年に築城され、戦国時代、武田信玄の縄張りの城だったそうな。
明治の廃藩置県により役割を終えた小諸城は、本丸跡に「懐古神社」を祀り「懐古園」と名付けられたそうな。

その「懐古神社」で、今回の旅の交通安全祈願をしました。

小諸城址・懐古園の敷地内には遊園地や動物園などもあり、観光スポットとなってます。
国道18号に沿って進み、小諸市を抜けて東御市へ。

江戸時代における北国街道の宿場、「海野宿」の入り口にある白鳥神社へ。

真田幸村で有名な、真田氏の氏神として祀られた歴史のある神社だそうな。

「海野宿」は江戸時代における北国街道の宿場の呼称で、現在も歴史的な町並みが残っています。

東御市を抜け、上田市へ。

信州上田は戦国の武将、真田幸村で有名な真田氏発祥の地です。
真田幸村は2016年のNHK大河ドラマ、「真田丸」の主人公でもあり、私も毎週楽しみに観てました。
JR上田駅前にある真田幸村の像と一緒に、自転車のお写真一枚~

上田城跡公園へ。真田氏の居城、上田城跡~

上田城跡公園の中に眞田神社があります。
真田氏、仙石氏、松平氏という歴代の上田城主を御祭神としているそうな。

上田城跡公園の中に上田市立博物館があります。真田氏ゆかりの展示物がたくさん。

上田駅の500mほど北にある、信州上田 北国街道 柳町へ。
江戸時代から続く北国街道の町並みが残ってます。

上田の街を堪能し、再び18号線を北上します。風景、綺麗やな~

上田市を抜け、千曲市へ。

いかにも信州って風景~

千曲市を抜け、長野市へ。

松代城跡の近くにある真田邸へ。

真田家九代藩主・幸教が1864年に建築した松代城の城外御殿だそうな。

すぐ近くにある真田宝物館。残念ながら休館日・・・

松代藩文武学校へ。

真田家松代藩の藩校で、藩士の子弟が学問と武道を学ぶ場として、1855年に開校したそうな。

松代城跡へ。

松代城は、武田信玄と上杉謙信が信濃の覇権を競った川中島合戦において、武田側の拠点として築城されたそうな。
真田幸村の兄、真田信之が上田から松代に移封となり、真田氏が松代藩主となったそうです。

お次は川中島古戦場史跡公園へ。

川中島は武田信玄と上杉謙信が決戦を重ねた地として有名ですね。
公園内に「武田信玄 上杉謙信 一騎打ちの像」があります。自転車と共にお写真1枚~

その隣には川中島古戦場八幡社。川中島の決戦が行われた場所に立つ神社です。

川中島古戦場史跡公園から8kmほど北上し、この旅の最終目的地、善光寺へ。仁王門。

善光寺は1400年近い歴史を持つ寺院で、国宝に指定されています。
江戸時代末には「一生に一度は善光寺詣り」とまで言われるほど有名な寺院になったそうな。
「牛にひかれて善光寺参り」なんてことわざも有名です。
仁王門をくぐり、山門に向かって自転車を押しつつ歩きます。

善光寺の山門。自転車と共にお写真1枚~

自転車を停め、山門をくぐって本堂へ。
本堂は広々として、さすがに荘厳ですね・・・撮影禁止なので写真ありませんが。

本堂のお次は日本忠霊殿・善光寺史料館へ。

お次は経蔵へ。
内部中央に八角の輪蔵があり、輪蔵に付属している腕木を押し回すことで功徳が得られるということで、回してきました~

山門を登ったり、境内をのんびり歩いたり、日が暮れかかる頃まで善光寺を堪能しました。

善光寺からJR長野駅に向かう途中にある銭湯へ。1日の疲れを癒し、綺麗さっぱり。

JR長野駅に到着~。今回の旅の終着点です。

駅前で自転車を輪行袋に詰め、新幹線のホームへ。

北陸新幹線「かがやき」に自転車を乗せ、輪行で東京まで帰ります。

長野駅の次が大宮駅で、その次がもう東京駅。
長野駅から東京駅まで、たった2駅なんです。
4日目の最終日は長野県小諸市を出発し、長野市の善光寺まで77kmほど走りました。

今回の自転車旅を終えて
1日目に自転車が故障した時はどうなるかと思いましたが、ホント楽しく充実した旅でした。
無事に旅を終えられてホッとしてます。今回のルートはこんな感じ。

1日目: 故障リタイア&修理
2日目: 104km
3日目: 103km
4日目: 74km
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合計: 281km寒い季節がこれからやってきますが、今年なんとか、あと1回は自転車で旅に出たいと思うのでした。
次はどこを旅しようかな~
2018年10月の4連休、自転車で東京から長野まで旅をしてきました。
このブログはその3日目(2018/10/8)の旅日記になります。
1日目~2日目の日記はこちら
http://makopi23.blog.fc2.com/blog-entry-290.html3日目(2018/10/8)のスタート
3日目は埼玉県深谷市の「道の駅 おかべ」からスタートです。昨晩、ここでテント野宿しました。
朝5:30、スマホの目覚ましで起床。

昨日は暑かったけど、今日は少し涼しくなるかな~?

本庄市を進み、神流川を渡ると埼玉県を抜けます。群馬県の藤岡市へ。
群馬県は自転車旅としては初上陸です。更に進み、群馬県高崎市へ。

群馬県富岡市へ。

国宝&世界遺産の旧富岡製糸場に到着~

富岡製糸場は、明治政府が設立した模範的な器械製糸工場です。
広大な敷地内に工場から寮から病院まで完備されてたようで、それらが観光ポイントになってました。

富岡製糸場って言うと、子供の頃に愛読していた「学習漫画 日本の歴史 集英社版」のイメージが強烈で・・・
10代の若い少女たちが親元を離れ、ブラックな労働環境の元、女工として繭から生糸を作る作業に従事してたという泣けるお話でした。

国宝&世界遺産ということでガイドは充実しており、観光客も多いですが、子供向きではないですね。
子供と行くなら、昨日行った埼玉大宮の鉄道博物館とかの方がいいかなぁ。
お次は同じ富岡市にある上野國一之宮 貫前神社へ。

正面参道から長い石段を上がり、鳥居をくぐると総門があります。

そこからまた長い石段を下ると社殿があります。「下り宮」と呼ばれる配置なんだそうな。

上野國一之宮 貫前神社で旅路の交通安全祈願をし、中山道(国道18号線)へ。
中山道に信越本線が並走しており、終点の横川駅のそばには「峠の釜めし」で有名な「おぎのや」さんがあります。

大きなドライブイン施設で、道の駅みたい。

せっかくなので昼食は、峠の釜めし!美味しかった~

ドライブインを出るとすぐ、国道18号の分岐点へ。
左が旧中山道の18号で、右がバイパスの18号。自動車はほとんど右を行きます。

自転車なら左の旧中山道を進み、碓氷峠を登るのが定番コースです。
さっき昼食でいただいた「峠の釜めし」の「峠」とは、きっと碓氷峠のことなんですね。

碓氷峠は標高約1000mもあり、カーブが180くらいある難所です・・・
記念すべき最初のカーブ地点へ。すべてのカーブはこんな感じで採番された標識が建てられています。

碓氷峠を登り始めて1~2kmくらいでしょうか、碓氷湖へ降りる道があったので寄り道します。

凄い綺麗~湖面に景色が映ってる!

せっかくなので自転車と碓氷湖をペアでお写真1枚~

さらに峠を1~2kmほど登り、碓氷第三橋梁、通称「めがね橋」」に到着~

レンガのアーチ橋の上を、昔は鉄道が走っていたそうです。
今は廃線となって、人が歩くことができるようになっており、国重要文化財として観光名所の1つになってます。
めがね橋を後にし、ひたすら碓氷峠を登る・・・

ようやく100番目のカーブに来ました。あと80くらい残ってます・・・

152番目のカーブへ。この地点で標高900mだそうな。

なんとか184番目のカーブへ。ぬおお、頂上が見えた~~!

碓氷峠を登り切り、群馬県を抜けて長野県の軽井沢へ到着!

お天気が曇りでホント助かった・・・
前日の30℃超えならやばかったな~~
碓氷峠を抜けて1kmも行かないうちに軽井沢駅があります。

せっかくなので軽井沢を観光して行きます。
軽井沢駅から北へまっすぐ一本伸びる県道を北上し、旧軽井沢銀座通りへ。

旧軽井沢銀座通りの入り口付近から遥か向こうまで凄い数の観光客・・・これ以上はとても自転車では進めない・・・

お次は雲場池へ。

雲場池を自転車で一周したいところですが、自転車の乗り入れは禁止とのことで、残念・・・

というか軽井沢、標高が高く、避暑地というだけあって、寒い!
昨日は30℃を余裕で超えてて暑かったんですが、軽井沢のこの時間帯の気温は15℃とか・・・
持参した長袖ジャージーを着ても寒いので、雨がっぱも上に着ました(笑
おしゃれな軽井沢の街を、雨がっぱ姿で自転車乗り回す巨体が一人www
軽井沢駅の隣駅、中軽井沢駅。
おしゃれな駅やな~

軽井沢を後にし、小諸市へ向かいます。
標高1000mの碓氷峠を苦労して登った分、軽井沢から先の旅路はほぼ下りベースなので楽ちん~
国道18号沿いにず~~と長い下り道を進み、1時間弱で20kmほど離れた長野県小諸市へ到着~

小諸市の印象を一言で言うと、街全体が坂!
なんか街全体が強烈な坂ばっかで、街全体が傾いてるカンジ。東京渋谷の坂なんか目じゃないwww
この日の締めは、小諸駅前の小諸グランドキャッスルホテル内にある温泉へ。
500円で日帰り入浴できます。

この後、小諸駅前に隣接する大手門公園にテントを張って野宿しました。
この日は103kmほど走りました~
4日目の日記へ
2018年10月の4連休、自転車で東京から長野まで旅をしてきました。

これまでの自転車旅
これまで長期休暇を何回か使って、小分けにして自転車で日本一周を目指してきました。経路はこちら。

日本一周とは別に、以下の場所へも自転車で旅をしてます。
今回は4連休ということで、日本一周を再開するにはちょと連休が少ないので、行ったことない群馬や長野の方面に旅してみることにしました。
1日目(2018/10/6)のスタート
10/8(月)が祝日、10/9(火)は有給休暇を取得ということで、10/6(土)~10/9(火)を4連休にしちゃいました。
秋空の下、自転車で旅をしたいな~ということでいろいろルートを検討した結果、今回は長野へ行くことに。
10/6(土)初日、品川を出発して池袋あたりまで20kmほど進む間に、自転車に何回かトラブル発生・・・
自転車屋さんに2回ほど立ち寄り自転車を見てもらったところ、ギア&チェーン周りで修理が必要とのこと。
ということで、連休1日目はあえなく撃沈・・・自宅まで引き返し、なんとか交換パーツを見つけて修理を終えました。
2日目(2018/10/7)のスタート
秋晴れの下、気を取り直して、修理して生き返った自転車と共に再スタート!

新宿に向かう途中にある代々木八幡宮へ。鎌倉時代に創建された由緒ある神社。

この神社の前を何度も自転車で通ったことあるんですが、通るときはいつも夜なので、今回が初の寄り道。
今回の旅路の安全祈願をしました。

東京を北上し、荒川に架かる戸田橋を渡ると埼玉県の戸田市に入ります。

さらに北上し、蕨市へ。
この街には某読書会で何回か来たことあります。自宅から自転車で片道30km。

今回の旅路は江戸時代の五街道の一つ、中山道がメインルートの1つなのです。国道17号と18号。

さいたま市へ。埼玉県は漢字なのに、さいたま市はひらがな・・・

大宮へ向かう途中に「さいたまスーパーアリーナ」がありました。
いろんなイベントが催される巨大な多目的アリーナで、格闘技やスポーツ中継を見てるとよく目にします。

JR大宮駅。

JR大宮駅からほど近い位置にある武蔵一宮 氷川神社へ。

紀元前 473 年建立の神社らしく、2400年以上の歴史があるそうな・・・

武蔵一宮 氷川神社は大宮公園の中にあります。

68 ヘクタールの面積を誇る歴史ある公園だそうな。緑が多く、清々しい。

大宮駅の北にある鉄道博物館へ。

迫力ある実物車両が多数展示されてます。弊社(日立製作所)製の車両もたくさんあって、ちょと嬉しい。

鉄道博物館の入場料は1300円と比較的高価ですが、その価値は十分にあると思わせる博物館。
鉄道オタクじゃなくても半日くらいは楽しめると思います。子供連れにもオススメ。

さいたま市から更に北上し、上尾市、桶川市、北本市を抜けて鴻巣市へ。

鴻神社へ。

こうのとり伝説などで有名な子授けのパワースポットで、安産祈願などがメインだそうな。
スミマセン、安産祈願でなく、今回の旅路の交通安全祈願をしました・・・

熊谷市へ。

高城神社へ寄ります。

樹齢約400年とみられるご神木に守られ、とても長い歴史がある由緒ある神社だそうな。
ここでも今回の旅路の交通安全祈願をしました。

熊谷市へ。日が暮れてきました。やっぱ10月ともなると日没が早いね。

深谷市にある「道の駅 おかべ」へ。

基本的には道の駅を見かけると寄り道して休憩します。
が、今回のメインルートの中山道、あんまり道の駅が無いのよね・・・

本庄市へ。

この日の締めはスーパー銭湯、「湯かっこ」へ。本庄市に入ってすぐの位置にあります。

温泉にのんびり浸かり、一日の疲れを癒します。風呂上りには至高のビールを一杯~
休憩室でスマホを充電しつつ、ボクシング井上尚弥のWBSS初戦、70秒KOをTV観戦してました。

この後、「道の駅 おかべ」まで2~3kmほど戻り、テントを張って野宿しました。
この日は104kmほど走りました。
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