2018年3月の4連休、自転車で東京から会津若松への旅をしてきました。
このブログはその4日目最終日(2018/3/25)の旅日記になります。
1日目の日記はこちら
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4日目の最終日は福島県会津若松市のネットカフェからスタートです。
早朝は雲が多かったですが、この後すぐに快晴になりました~

まずは会津若松の最大の観光名所、鶴ヶ城へ。

幕末の戊辰戦争では、旧幕府軍の中心である会津藩と、薩長を中心とする新政府軍の間で鶴ヶ城が激戦地となりました。
新選組も会津藩の所属なので、戊辰戦争では副長の土方歳三をはじめ、斎藤一なども会津で死闘を繰り広げています。
16歳~17歳の男子で組織した会津藩の白虎隊も、鶴ヶ城の落城を契機に多数自害しました。
お城の中は新選組や白虎隊の歴史的遺物がたくさん掲示されていました。
幕末の武士の生き様をしみじみ考えさせられます。
鶴ヶ城の天守閣から会津の街並みが見渡せます。

四方を山に囲まれているのがわかります。地形的に、会津は戦略上でも重要な拠点だったようです。
自転車で会津に来るには山々を越える覚悟がいりますw
お次は、鶴ヶ城のすぐそばにある千家ゆかりのお茶室「麟閣」へ。

千利休の子、少庵が建てたそうな。のどかな庭園です。

抹茶とおまんじゅうを戴きました~

お次は御薬園へ。

国の名勝に指定された歴史的由緒ある庭園です。

お次は会津武家屋敷へ。

武家屋敷がたくさん。会津藩の重要文化財や会津歴史資料館などがある総合ミュージアムパークになってます。

会津武家屋敷に隣接する御食事処 九曜亭で昼食。
会津名物のB級グルメ「ソースカツ丼」と、右上が会津名物のおもてなし料理「こづゆ」。美味しい。

お次は天寧寺にある近藤勇の墓へ。

会津藩は幕末、京都守護職を務め、新選組も会津藩御預。新選組の局長は近藤勇。そのお墓です。

新選組というと京都のイメージが強いですが、いろいろ会津なんです。
お次は飯盛山へ。白虎隊自刃の地としても知られています。

飯盛山の麓にある白虎隊記念館へ。白虎隊関連の歴史的遺物がたくさん展示されています。

飯盛山のコースに沿って上ると、国指定重要文化財「さざえ堂」があります。

中は階段のない螺旋通路になっていて、人とすれ違うことなく登って降りることができる珍しい構造になってます。

白虎隊のお墓。

白虎隊自刃の地。

幕末の戊辰戦争、燃え上がる鶴ヶ城をここから見た白虎隊の若い隊員は、この場で多数自刃しました。

飯盛山を下り、お次は七日町通りへ。

大正期以前のレトロな建物が立ち並ぶ観光スポットになってます。

七日町通りに会津新選組記念館があります。

野口英世青春通り。野口英世は昨日立ち寄った猪苗代湖近くの村出身なんだそうな。

会津のサイクリング観光を堪能し、日が暮れかかってきたので、自転車を輪行袋に詰め東京に帰ります~
駅でお土産を買い、自転車を担いで駅のホームへ。さらば会津若松!

この日は会津の街を20kmくらいサイクリング観光しました。

感想
4日間の旅でしたが、お天気にも恵まれ、とっても楽しく有意義でした。
今回のコースは大体こんな感じ。

- 1日目: 109km 東京(品川)~栃木県栃木市
- 2日目: 120km 栃木県栃木市~福島県白河市
- 3日目: 110km 福島県白河市~郡山市~会津若松市
- 4日目: 20km 会津若松市街観光
- 4日間合計: 359km
花粉症だし、東北はまだ寒いし、3月に東北地方を自転車旅するのはまだ早いんじゃないか、と迷ったんですが、山々を超えてまで来て良かった~
会津若松って地名はよく耳にするんですが、どんな街なのかは全然知らなかったので、今回の旅は新鮮でした。
特に幕末~明治維新は、会津藩を抜きには語れないですね。
次の自転車旅はどこ行こうかな~。GWの連休も1か月後だな~。
また楽しみながら次の計画を立てようと思うのでした。
2018年3月の4連休、自転車で東京から会津若松への旅をしてきました。
このブログはその3日目(2018/3/24)の旅日記になります。
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3日目は福島県白河市のネットカフェからスタートです。いいお天気~

白河市から北上し、泉崎村へ。

須賀川市へ。

白河市から40kmほど北にあるJR郡山駅へ到着~。白河市からはずっと緩い下りだったので、らくちんでした~

JR郡山駅へは去年、
自転車で仙台まで旅をした時に経由しました。
あの時は福島第1原発事故の影響による立ち入り禁止区間を回避せざるを得ず、JRいわき駅からJR郡山駅へ輪行したのでした。
なので去年の日本縦断の旅で唯一の心残りだったのが、JRいわき駅からJR郡山駅の区間を自力で走行していない、ということでした。
今回の旅で自力でJR郡山駅まで辿り着いたので、これまでの自転車旅と合わせ、
東京から青森まで繋がる国道4号線を制覇!
会津若松へ行くのに必ずしも郡山を経由する必要は無いのですが、今回の経路はこーゆう理由もあったのでした。
ついでに郡山の観光名所へ寄っていきます。開成山公園へ。

開成山公園はとっても大きな都市公園で、県内でも有数の桜の名所なのですが、この地方の桜の満開は4月中旬。。。
東京はちょうど桜の見頃を迎えていますが、郡山では桜はまだ見ることができませんでした。
開成山公園に隣接する開成山大神宮。

「東北のお伊勢さま」とも呼ばれているそうな。

郡山を後にし、国道49号線を一路、会津若松へ向かいます。
行先を阻む山々・・・。会津若松は四方を山に囲まれており、どうしても山越えを避けられません。

山越えと同時に、長いトンネルも3つほど抜ける必要があります。最初は熱海トンネル。

全長1340m。トンネル内は歩道が整備されており、安全に通り抜けることができます。

会津若松までの登坂車線をひたすら登る・・・

山々にはまだ雪が残っています。

なんとか山々の峠を登りきり、遠くに湖が見えてきた~

猪苗代湖に到着~。とても綺麗!

日本で4番目に大きな湖だそうです。

自転車と共に写真を一枚。山々を登り抜けてきた後だけに、喜びもひとしお。

猪苗代湖を左手に、会津若松へ向かいます。

いや~何度見ても綺麗な風景だわ~

猪苗代湖の湖畔を走る国道49号線沿いに「世界のガラス館」や「野口英世記念館」など観光名所があります。
野口英世は猪苗代湖畔の村に生まれたそうです。

さらに湖畔を進む。いや~何度見ても綺麗な風景だわ~

湖畔に水鳥がたくさん。白鳥の渡来地にもなっていて、たくさんの白鳥も見かけました。

そして遂に会津若松市へ。

会津若松市街へのラスト10kmほどはずっと下りです。郡山方面からずっと登って、会津若松方面へずっと下る。

長い下り道をスピードを出して下っていると、会津若松市街が見えてきた~

無事、この旅の目的地、JR会津若松駅に到着!

さすがに山を越えてきて筋肉痛。花粉まみれで目も鼻も辛い。まずは温泉へ行く~

この温泉、駅から3分ほどの近場にあり、しかも湯舟が10個以上ある本格的な総合温泉で、値段も安い!
花粉にまみれた疲れた体を癒す、最高の極楽です。
この日は白河市を出発し、郡山を経由して、目的地の会津若松へ110kmほど走りました。

明日は最終日、会津若松の街を丸一日、サイクリング観光するぞ~
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2018年3月の4連休、自転車で東京から会津若松への旅をしてきました。
このブログはその2日目(2018/3/23)の旅日記になります。
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2日目は栃木市のネットカフェからスタートです。

北上する前に栃木市内を少し回ります。
栃木駅周辺は「蔵の街」として有名なのです。川沿いに舟なんかも往来するそうな。

壬生町へ。

栃木県の県庁所在地、宇都宮市へ。栃木市から30kmほど北にあります。
去年の日光東照宮への旅は、2日目の目的地が宇都宮でした。
あの時は半日ほど街を観光し、餃子を3食堪能し、野宿までしました。
せっかくなので東武宇都宮駅からオリオン通りを通り、JR宇都宮駅へ向かいます。

オリオン通りのすぐ北の県道に面した、宇都宮二荒山神社。

JR宇都宮駅の西口。

宇都宮を後にし、更に北へ向かいます。

さくら市へ。

さくら市というからには桜を期待するところですが、この地方は桜がまだ開花してません・・・
東京はもう桜が見頃だそうですが、旅をしてて地域差を感じる一瞬です。

矢板市へ。

大田原市へ。

makopi23は毎年2~3回、42.195kmのフルマラソンを走っているのですが、関東で秋に開催される42.195kmのマラソンを探そうとすると、必ず「大田原マラソン」というのを目にします。
そんときはいつもGoogle Mapとかで検索して、「大田原かー、ちょと遠いなぁ」と思っていたので、この地名は前々から知っていました。
那須塩原市へ。

この日は花粉満載の冷たい逆風に遮られ、しかも目的地の白河市までずっと微妙に登り道なので、なかなか前に進まない・・・
5~10kmほど進んでは休憩、の繰り返しでした。。。

那須町へ。

のんびりな風景を横目に、ペダルを漕ぐ~

栃木県を抜け、福島県へ到達。西郷村へ。市でも町でも無く、村。。。

今日の目的地、白河市へ到達。JR新白河駅。

JR新白河駅から東に3kmほどにある、白河小峰城へ。

閉館時間はもう過ぎていたので、城の中には入れず。外から遠巻きに写真を撮ります。

この旅の目的地の会津若松も幕末の戊辰戦争を抜きに語れませんが、白河も戊辰戦争の戦地になっており、この城もその際に落城しています。
白河小峰城のすぐそばにあるJR白河駅へ到着。今日の目的地。
駅舎に入り休憩がてら駅の時刻表を見ると、電車が1時間に1本しかない・・・

「メガステージ白河」というところがショッピングモール街になってて、たくさんのお店がありました。夕食もここで取りました。

今日のお宿。

福島県のネットカフェは、条例か何かで、個室のドアを閉めるのが禁止なんだそうです。
なので個室のドアは無く、毛布をドア位置にかけてプライベート空間を自分で作るのです。
この日は120kmほど走りました。

明日はこの旅の目的地、会津若松を目指します~
3日目の日記へ
2018年3月の4連休、自転車で東京から会津若松への旅をしてきました。

ちなみにこれまでの自転車旅はこちら↓ 繋ぎ合わせて日本一周が目標なのです~
[参考]これまでの自転車旅今回の自転車旅の背景
弊社でも「働き方改革」なるものが叫ばれ、年度末で有給休暇が余ってるなら必ず取得せよ、みたいな号令が出ました。
そんなわけで、3/21(水)祝日の後ろに有給休暇を2日くっつけて、5連休にしてやったのでした。
寒い冬も終わり、ようやく自転車旅が再開できる喜び! (まだ寒いけど・・・)
今回はどこを旅をしようかいろいろ迷ったのですが、いくつかの候補先から、最終的に福島県の会津若松を選択~
本来なら5連休を丸々旅に使う予定だったのですが、3/21(水)は生憎、全国的に大雨。
ということで旅程が1日減っちゃったこともあり、東京から直接行ける名所に行先を切り替えたのでした。
1日目(2018/3/22)のスタート
前日3/21(水)に引き続き、3/22(木)の朝も小雨が・・・
ただ、幸いにも9時くらいにはほぼ止んだので、普段の旅よりちょと遅めの10時前に品川の自宅を出発しました。
ちなみに、いつもは6時過ぎくらいに出発するのよね。
1日目の目的地は、品川から110kmほど離れた栃木県栃木市、JR栃木駅にしました。
栃木県の中心街は宇都宮市なのですが、
去年の日光東照宮への旅で宇都宮は堪能したので、今回は宇都宮市ではなく、栃木市にしてみたのです。
まずは東京都を抜け、埼玉県へ。雨は止んでるけど、曇り空。

さいたま市へ。

さいたま市にある浦和美園駅を橋の上から写真一枚。
近くに埼玉スタジアムがあります。日本で最大のサッカー専用スタジアム。

越谷市。

春日部市。

道の駅、庄和で休憩~


春日部市はクレヨンしんちゃんの舞台の地だそうで、道の駅でもそんなアナウンスが流れてました。

道の駅の食堂でお昼ご飯。700円で、ご飯大盛サービス。カレーの小鉢付き。

お昼休憩を終えて出発。長閑な風景。晴れてきました~。

埼玉県を抜け、茨城県へ。埼玉県を抜けると栃木県だと思ってたんだけど、国道4号沿いは茨城県の西も少しかすってるみたい。

「道の駅 ごか」で休憩。漢字で書くと、五霞町の「五霞」。

日本を代表する河川の一つ、利根川を渡る。

茨城県を抜け、栃木県へ到達~

東京都を出発し、埼玉県、茨城県、栃木県、と、1日で4都県を跨りました。
栃木県小山市へ。日が落ちかかってきました。

夕暮れの中、栃木市へ向かいます。


小山市から栃木市へ向かう道中、川沿いや道沿いに菜の花をとてもたくさん見かけました。

日が暮れる前になんとか栃木市へ到達。後ろのほうに雪がかかった高い山々が見えるのが印象的でした。

今日の目的地、栃木市のJR栃木駅へ到着~。こちらは南口。

こちらは北口。

この日は109kmほど走りました。

旅の疲れを癒すため、銭湯へ。
駅のすぐ北にある、金魚の湯。ぬるめの湯舟があり、ゆっくり浸かって極楽~

今日のお宿。どうせ寝るだけなのでネカフェで十分なのです。

今回はさすがにテント野宿は避けました。夜はまだ0℃くらいまで下がるし、絶賛、花粉症なので。。。
重度の花粉症なので、この時期に自転車旅をするか迷ったんですが、まぁやってみてダメなら諦めよー、みたいな。
悩むよりも行動なのです。
出発時はマスク付けてたんですが、坂とかで息が上がるとメガネが超曇るので、出発30分くらいでマスクも外しましたw
明日は栃木市から110kmほど北にある、福島県の白河市を目指します~
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