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makopi23のブログ

makopi23が日々の生活で感じたことを気ままに綴るブログです。

自転車で東京→大阪へ560kmの旅 GW4日目(最終日)

ふと思い立って始めた自転車で東京→大阪へ560kmの旅。
このブログは最終日4日目(2017/5/1)の旅日記になります。

1日目~3日目のブログはこちら↓

自転車で東京→大阪へ560kmの旅 GW1日目
自転車で東京→大阪へ560kmの旅 GW2日目
自転車で東京→大阪へ560kmの旅 GW3日目

4日目(最終日)のスタート


4日目の最終日は近鉄四日市駅のホテルからスタートです。


1号線を南下し、三重県亀山市へ。
kameyamaeki.jpg

四日市駅から22kmほど離れた亀山駅。
この日は一応平日なので、亀山駅から亀山高校へ向かう高校生に多数すれ違います。
この辺、凄い坂なのよね・・・通学も大変だなぁ。

更に5kmほど進むと、東海道五十三次の関宿に到着。
sekiyado.jpg

このあたりは昔の街並みが現存しています。
sekimati.jpg

seki_tera.jpg

ここを抜けるとすぐ、この旅のラスボス、鈴鹿峠が始まります!


箱根峠を回避したmakopi23にとって、この旅のラスボスはこの鈴鹿峠か、初日に抜けた11号線の鷹ノ巣山になります。
どっちが地獄かは、登ってみてからのお楽しみ・・・
鈴鹿峠の入り口で、野生の猿を5~6匹見かける。まだこんな秘境が残ってるんやね・・・




鈴鹿峠ですが、正直、命の危険を感じるレベル。
ダンプカーは少ないのですが、巨大なタンクローリーやトラックに後ろから凄い速度で抜かれまくります。

鈴鹿峠を運転していたドライバーさん、たぶんみんな、

こいつこんなトコ自転車で上がって、バカじゃね?

と思っていたことでしょう・・・俺ももう一体何がなんだか(略

頂上付近にはトンネル。すでに感覚が麻痺しているmakopi23にとって、もう恐れるものは何もない!
トンネルを抜けると、すぐに滋賀県の標識が。


ここから下りが続きます。すごいスピードで一気に駆け下りる。
風景はこんな感じ。
siga_saka.jpg

そして下りも緩やかになってきた地点で雨・・・


カバンから折り畳み傘を出し、15分ほどやりすごします。

運が良かったのは、雨を食らったのが鈴鹿峠を登っている最中や、下っている最中じゃなかったということ。
登りや下り中の雨はスリップの危険がありますからね・・・

雨もほぼ止み、少し下ると道の駅がありました。



鈴鹿峠の登りから下りまで、コンビニはもちろん自動販売機もありません。
暑い日に水分持たずに上ると熱中症で死ぬんじゃないか、と心配してしまいます。
ちなみにmakopi23以外、鈴鹿峠に自転車は一台もいませんでした・・・

道の駅では温かいお茶が無料で振る舞われていました。二杯いただく。トイレも済ます。

この道の駅から忍者で有名な甲賀市を抜け、約40km離れた草津市へ向かいます。

道中の王将でチャーハン大盛と餃子を食す。休憩を入れつつ、ようやく草津に到達・・・


さらに12kmほど西に進むと、滋賀県の県庁所在地、大津に到達。
ここまで来ると、京都はもうすぐそこです。


この旅、行けるッ! と思った矢先・・・


この旅最大のトラブル発生!


京都の入り口付近の下り坂で後輪がパンク・・・


クロスバイクは工具なしで簡単にタイヤを外すことができます。
替えのチューブも、携帯の空気入れも持参しているので、さっそく修理に取り掛かる。
んで修理中、京都方面からやってきた外国人のサイクリストに話しかけられる。

makopi23が道中でパンクを修理中な風景を見て、自転車に詳しい人だと思って話しかけたとのことw

「山登りで後ろから車に抜かれるのが危険なので、バックミラーを付けたいんだが、意見をもらえないか」

という趣旨を聞かれるが、自転車は初心者に等しいmakopi23は、役立つアドバイスが出来るわけもなく・・・
少し会話すると、これから草津に向かうそうな。

その外国人と別れた後、修理を継続する。が、携帯の空気入れがうまく動作しない。
そんなバカな・・・。旅に出る前にもちろん動作確認もした。

何回やってもダメなので、仕方なく近くに自転車屋さんがないか調べてみると、幸い2.6km先に見つかる。
電話してみると、クロスバイクのパンク修理もやってもらえるそうな。

2.6kmと言えば、歩いても40分くらいで行ける距離です。
だが、分解した自転車をまた組み立てて、かつ重い荷物を押していくのは苦行。
2.6kmの間にどんな坂が待ち構えているかもわからない。

そんな俺がとった行動は・・・

タクシーを呼んで、分解した自転車ごと自転車屋さんに運んでもらうッ!

いや、正直4日目の終盤にもなると、体力的にキツイのよ・・・
2.6kmくらいなら、タクシー使ってもいいよね・・・・

そんなわけで2.6km先の自転車屋さんにタクシーで自転車ごと運んでもらいました。
taxi.jpg

神に見えたタクシーの運転手さんにお礼を言い、自転車屋さんのお姉さんにパンクを修理してもらいました。

いやー、ここまで順調すぎて怖いぐらいだったんですが、やっぱ何かしらトラブルありますね・・・

ここまでのトラブルと言えばチェーンが2回外れたくらいですが、クロスバイクは簡単にチェーンをはめ直すことが
できるため、実質トラブルとは言えない。
(ただ、2回目にチェーン外れたのが鈴鹿峠の最中だったので、さすがに少し焦りましたが・・・)

大幅にタイムロスをしましたが、ここから京都を抜け、大阪へ向かいます。
しばらく進むも、なかなか京都を抜けられない。コンビニ休憩中に残りルートを確認する。



18時を過ぎたところで残り37km。これだと順調に行っても到着は21時過ぎになります。

まずは京都を一生懸命南下します。
ルートは盤石の1号線沿いを選択。もうGoogle先生には騙されないッ!
日が沈み、いつのまにか大阪に入ってました。暗くて標識はもう見えないので気づかないのは仕方がない。

残り17km地点で最後のコンビニ休憩。





ここまで来るともうすぐ。安全運転でゆっくり進みます。
171号線沿いの見知った地域まで来るとホッとしました。

そして・・・


やったぜ・・・、遂にやったぜ!

last.jpg

この日は4日で最長、約150kmを走りました。


感想


4日間はあっという間で、とても楽しい経験になりました。自信にもなりますね。
ちなみに大変さですが、個人的には

42.195kmのマラソン >> 560kmのサイクリング

です。
マラソンを6時間くらいで走り切れる体力があれば、自転車の東京・大阪横断は十分可能だと思われます。

ただ、足だけでなく、頑丈な身体も要求されます。4日間、風邪とかひかずに完遂できる体力。
朝晩は冷え込むし、汗をかいたシャツで風を切りつつ毎日10時間以上ペダルを漕ぐ必要があるので・・・
サドルに揺られまくるため、ケツの痛みにも耐える必要があります。

今度は何にチャレンジしようかなぁ。
とりあえずは、今回回避した箱根峠に挑んで、箱根で温泉でも浸かってこようかな・・・
あと、東北方面にも遠出するのもよさそうだな~

でもひとまず、GWは実家で、ゆっくりと過ごそう。






応援してくださった皆様、ありがとーございました~

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