Zusaar
http://www.zusaar.com/event/5027009
もともとRaspberry Piには興味あったんですよね~
んで、このイベントの告知を見て「いい機会だし、やってみっか~」と思いたち、さっそくAmazonで購入したのでした。
■ 事前準備
Raspberry PiがAmazonから届いた! pic.twitter.com/Cmf1xeImJZ
— makopi23 (@makopi23) May 23, 2014
私がAmazonで購入したのは以下です。
- Raspberry Pi Type B 512MB ケースセット (5670円)
- 8GBのSDカード (752円) ・・・ OSをインストールするのに使います。
- HDMIケーブル (629円) ・・・ Raspberry Pi をディスプレイに接続します。
全部で7000円くらいでしょうか。
私はケース付きの本体を買いましたが、本体だけだと4300円くらいです。
ケース選びで重要な点ですが、基板の接続端子部分がくり抜かれて開いているケースを選ぶのがポイントです。
(Amazonの写真参照)
そうしないと電子工作する際にワイヤーなどを直接接続できず、ケースをいちいち取り外さなければなりません。
ちなみにこの日のイベント参加者のうち、この形式のケースは私だけだったので、とても羨ましがられましたw
あとはUSBマウスとUSBキーボードが必要になりますが、これは家に余りがあるのでそれを使いました。
あと無線LAN用のWi-Fi USBアダプタもPS Vita用にたまたま持っていたので、それも使い回しできました↓
- PLANEX ハイパワー無線LAN ゲーム機用 Wi-Fi USBアダプタ GW-USNANO2-G
有線LANで十分って人はこれは不要です。
ひとまずイベント1週間前の土日に、OSインストールや無線LANの設定とかをやってみました。
OSはLinuxベースのRaspbianなのですが、インストールとかスゲー簡単でビビった。
マウスやキーボードもUSBに指すだけで認識するし、ディスプレイもちょうどよい設定になってるし、OSインストールしていきなり有線LANでインターネットに繋げられたし、無線LANの設定も一瞬でできたし。
最近のLinuxは設定がスゲー簡単です。
Raspberry PiにOSをインストール完了。これはエンジニアにはたまらないオモチャだ pic.twitter.com/0x5o0QJRFK
— makopi23 (@makopi23) May 24, 2014
ちなみ私、いちおう大学は電気電子情報工学科卒なのです。
でも2年生で電気電子工学と情報工学のどちらを専攻するか決めなきゃならんくて、俺は情報工学科を選択したのである。
なので実質、電気系はあんまり分からんw
■ イベント当日
さて、この日のイベントは秋葉原の「創造空間 ナノラボ」という場所で行われました。
http://nanolab.jp/
まさしく電子工作の場ってカンジで、中学の技術家庭科で使ったような基板ドリルとか置いてあったりw
あと周辺はパーツ屋さんがいっぱいあって、電子工作には最高の立地ですね。
会場周辺のお店で電子工作に必要なパーツをいくつか買いました。
- ブレッドボード
- 1kΩ抵抗
- LED発光ダイオード
- ジャンパーワイヤー(オス-オス)
- ジャンパーワイヤー(オス-メス)
全部で1000円も行ってないくらいです。
しかし秋葉原のパーツ屋さんは、ワクワクしますね~
お客さんや店員さんはいかにも電子工作好きな人ばっかだし、品揃えもハンパない。
この日もイベント中に、2回ほどパーツ屋さんにパーツを買いに行きました。
この日の参加者は6人かな。
主催者の @wonder0518 さんはDDD読書会でいつもご一緒している方です。
私は午後からの参加だったんですが、4名の方は午前のラズパイ購入の部から参加されたようでした。
教職の方もいらっしゃって、授業で生徒にラズパイを教えるのだそうな。素晴らしい!
ラズパイ買ったばっかで未設定の方もいらっしゃるので、OSのインストールから始まりました。
机の上はこんなカンジw
ラズパイをみんなでイジってるの図w pic.twitter.com/YmtLwq7j2W
— makopi23 (@makopi23) May 31, 2014
ちなみに俺は、気合でディスプレイ持参しました!
SDカードにOSインストーラを入れる必要があるんですが、MacだとSDカードスロットがデフォで付いてないらしい。
ということで、Win7の私が3人の方のSDカードにOSインストーラをコピーしてお渡ししました。
OSインストーラは、NOOBSのVer1.3.7をzipで落としてきて解凍したものを使いました。
http://www.raspberrypi.org/downloads/
あとはノートPCのWin7(x64)に以下のソフトウェアをインストールしました。
- Tera Term
- http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/
- おなじみ、Windows用のターミナルエミュレータ。ノートPCのWin7からラズパイをリモート操作するのに使います。
- RealVNC日本語インストール版 4.1.2
- http://www.vector.co.jp/download/file/win95/net/fh401540.html)
- ノートPC(Win7)からラズベリーパイをGUIでリモート操作するためのソフトウェアです。
- Tera TermはCUIベースですが、こちらはGUIで操作できます。
- WinSCP
- http://winscp.net/eng/docs/lang:jp
- ノートPC(Win7)からラズベリーパイへファイルを送受信するためのソフトウェアです。
RealVNCを使うにはラズベリーパイ側でVNCサーバを起動しておく必要があります。
手順はこちらを参考にしました。
- VNCでRaspberry Piを別のPCから操作しよう
さて、OSとこれらの準備ができてから、さっそく電子工作です。
今回は日経ソフトウェア(4月号)に連載されているラズベリーパイの記事を実際に試しました。
LEDを点滅させる簡単な回路を作成し、pythonのコードから制御します。
日経ソフトウェア4月号のラズベリーパイの記事はPDFで単品購入することができます↓
- ハードウエア入門塾 ラズベリーパイで遊ぼう 新連載〜LEDの点灯と消灯に挑戦
私は実際に記事を読み込んで回路やソースまで理解したかったので購入しました。
PDFなので使い勝手はいいです。ソースコードはPDF見ながら写経しました。
去年、pythonの勉強会にずっと出てたので、ソースコードも基本な部分はなんとか理解できます。
こんなところでpythonの知識が活きることになるとは!
というわけで、ブレッドボードにLEDと1kΩ抵抗を差し込んで、ジャンパーワイヤーでラズパイに接続して・・・
ラズパイとpythonでLED点灯! pic.twitter.com/ZcvRN1H6hl
— makopi23 (@makopi23) May 31, 2014
左下の方の1KΩ抵抗とジャンパーワイヤーの間に赤く光るLEDがあるのですが、写真じゃ見えにくいですね・・・
キーボードのEnterキーを押すたびに点滅と消灯を繰り返す簡単な電子回路なのです。
ってなカンジで参加者全員ワイワイガヤガヤ、なんとかLEDを点滅させるところまでできました。
この日はそこでちょうど刻限の17時になりました。
★感想:
電子工作、マジ楽しい!
1kΩ抵抗とかLEDとか使って回路組むの、大学3年生のハードウェア電子回路の授業以来やで・・・
スゲー懐かしい気持ちでした。あと、やっぱハードウェアを使うものづくりも楽しいなぁ。
ラズベリーパイで安価に電子工作とプログラミングを楽しめるなんて、ホントいい時代になったもんだ。
今回は日経ソフトウェア4月号の連載記事をやりましたが、次回は5月以降のネタをやりたいなぁ。
あとイベントの帰り道、電子工作のパーツを買ったり、秋葉原ならではのショップを渡り歩いたりしたのですが、やっぱ秋葉原はワクワクするなぁ。
私もゲームやアニメは好きですが、聖地のオーラに自然と頬が緩む1日だったのでした。
主催の @wonder0518 さん、参加者のみなさん、ありがとうございました~