Partake(告知サイト)
http://partake.in/events/c25307be-13e1-4b19-8afd-a2016926f598
togetter
http://togetter.com/li/409269
放送録画
http://vimeo.com/masterq/videos/
以下の書籍をテキストとした、セミナー形式と演習形式を組み合わせた勉強会なのです。
![]() | すごいHaskellたのしく学ぼう! (2012/09/21) Miran Lipovaca 商品詳細を見る |
会場はいつもの IIJ 大会議室 (17階)です。参加者は70人弱でしょうか。
今回は12章と13章が範囲です。とうとう、Haskellの山場(?)であるモナドが出てきます。
私も可能な限り本に目を通し写経して、なんとか予習っぽいことしてから参加しました。
12章、13章の発表の後にそれぞれ、 @kazu_yamamoto さんの補足発表がありました。
■12章 モノイド @apstndb さん
12章はモノイドです。モナドと名前が似ていますね。
newtypeという単語を見て真っ先にガン○ムが思い浮かんだ人も多いかと思いますが、そんなアタナはきっと30代!
この日は12章も13章も、単位元とか論理演算とか、集合の概念が多く出てきました。
大学で学んだ日々を思い出します。あの時は集合理論とか、その必要性がほとんどわからないまま
単位を取ってましたが、今だとそのありがたみがちょびっとわかる気がします。
■あなたの知らない Monoid の世界 @kazu_yamamoto さん

(↑クリックすると発表資料に飛びます↑)
FizzBuzzを除算も使わずに実装するモノイドの紹介は興味深いですね。
モノイドの使用時は、選択か連結かを意識することが重要のようです。
■13章 モナドがいっぱい @brain_apple さん
モナドがいっぱい! from Kenta Sato
東大生とのこと。秀才ですなー。
あとFunctor, Applicative, Monadを並べて書いてみる説明、良い着眼点ですね。
比較して考えてみることで、似てる部分と異なる部分が際立ちます。
■モナモナ言わないモナド入門 @kazu_yamamoto さん

(↑クリックすると発表資料に飛びます↑)
この発表、去年の「初代スタートHaskell」でもありましたね。今回は第2版だそうです。
タイトルの「モナモナ言わない」とは、「モナド」という言葉を使わずにその概念を説明するためだそうです。
直前の13章発表とこの発表で、モナドが何者か、理解が深まった気がします。たぶん!
次回の14章もモナドなので、復習しよう。
今日は演習はありませんでした。こっからはLTです。
■モナモナ言うモナド入門.tar.gz @hiratara さん
直前にあった @kazu_yamamoto さんの発表スタイルをユニークに流用した内容で、大ウケしてました。
でも圏論、私にはぜんぜんわからん。。。こーゆう理論を使えば、モナドも理論的に説明できるのか。。。
■C83 λカ娘の販促にやってきました @master_q さん
前回に引き続き @master_q さんのLTです。
コミケで関数型言語をターゲットにした同人誌を発売しているとのことで、私も以前、2巻を買いました。
3巻は9月にお茶の水であった関数型言語のイベントで頒布してましたねー。
そんときはすぐ売り切れになってしまって買えませんでした。
4巻はHaskellの処理系をダイエットする、というテーマでストーリを書いているらしく、その一部をユニークに
紹介されていました。コミケでこーゆうスタイルの参加も斬新で良いですねー。
■感想:
一応予習して参加したこともあり、モノイドとモナドの概念はなんとなく理解できた気がします。
発表者のみなさんの説明も、とてもわかりやすかったので大変ありがたかったです。
独学よりはぜんぜん理解が深まりますし、何よりも、こーゆうイベントに参加すること自体が楽しいです。
次回は1月に開催とのことで楽しみです。
願わくは、1/27(日)に被らないことを祈るのみ。この日、千葉の館山でフルマラソン走るのよね。。。
発表者様、運営者様、会場提供者様、ありがとうございましたー