2023/4/27(木)~5/2(火)の6日間、自転車で能登半島を一周してきました。
このブログはその3日目(2023/4/29)の旅日記になります。
1日目の日記は
こちら。
3日目(2023/4/29)のスタート
3日目は石川県輪島市の輪島キリコ会館の裏からスタートです。
昨晩、ここでテント野宿しました。

朝日を拝む。
自転車旅中は日の出の時間に合わせて起きるので、この時期は朝5時半~6時くらいに起床します。

テントを撤収し、日も高くなってきたので出発します。今日もいいお天気。

重蔵神社へ。

輪島市の市街地のほぼ中央にあり、1300年の歴史を誇る奥能登の古社なんだそうな。

そのお隣に「足湯 湯楽里」があります。昨日寄って浸かりました。

重蔵神社や「足湯 湯楽里」の前の通りは「輪島工房長屋」と呼ばれ、各工房が集まった交流施設が連なってます。

輪島朝市へ。
日本三大朝市の一つだそうで、平安時代にさかのぼり千年以上続いているといわれているんだそうな。

コロナ渦で出店は減っているものの、能登観光に欠かせない人気の観光スポットなんだそうな。
さすがに朝市で鮮魚とか買い込んで自転車旅するわけにもいかないので、朝市の雰囲気だけ楽しみました。

輪島市街を後にし、海沿いを進みます。

「道の駅 千枚田ポケットパーク」へ。

道の駅に隣接して「白米千枚田」が広がっています。
世界農業遺産に登録された「能登の里山里海」を代表する景観なんだそうな。

急斜面に、幾重にも段になり海へと広がる田んぼの数は全部で1004枚にもなるんだそうな。
一つ一つは小さく、耕運機も入らない狭さのため、栽培は昔ながらの手作業で行っているんだそうな。

塩の駅 輪島塩。ここ以外にも、この海沿いの国道は塩田がよく見られます。

更に海沿いを進みます。

曽々木海岸へ。
国道249号線の「新八世乃洞門トンネル」のお隣に、この写真に見えている小さなトンネルが併設しています。

自転車を止め、徒歩で進みます。接吻隧道(せっぷんとんねる)と呼ぶんだそうな。

映画「忘却の花びら」で、主人公のキスシーンがあり、この名がついたんだそうな。
このトンネルを2人で通れば恋が成就すると言われているんだそうな。俺には無縁・・・

国道249号線の「新八世乃洞門トンネル」を抜けると「垂水の滝」があります。
能登では珍しい山から海へ直接注ぎ込む滝で、落差およそ35mだそうな。

輪島市を抜け、珠洲市へ。

「道の駅 すず塩田村」で休憩~
能登地方に400年以上前から伝わる「揚げ浜式」による製塩を体験できるんだそうな。

塩どら焼きを買いました。おいしそう。今日はコンビニがひたすら無いルートなので補給は重要なのです。

橋を渡ろうとすると、こいのぼりがいっぱい。
「大谷川鯉のぼり川渡し」と呼ばれ、珠洲市の大谷川河口付近に約450本の鯉のぼりが泳ぐんだそうな。
奥能登の初夏を彩る鯉のぼりの祭典だそうな。

ちょうどすぐ傍に「大谷スーパー」があったので、昼食を購入。
スーパー横のベンチに座ってこいのぼりを見ながらのんびり食べました。ささやかな幸せを感じるヒトトキです。

ゴジラ岩へ。

ゴジラに似た岩があります。でも、ちっちゃいw スマホのカメラで望遠撮影。
この沿岸からは夕陽も見えるため、能登の名所の一つになっているんだそうな。

荷物満載の自転車の大敵、急勾配の峠道・・・

30分ほど、自転車を降りてひたすら押して上ります・・・
でも、押して上る峠道の途中で出会った花畑の香りとか、自転車旅ならではの楽しみもあるんです。

ようやく、頂上の椿展望台へ到着・・・

椿展望台でお写真一枚。この場所からは、日本海と美しい自然を眺めることができます。

「道の駅 狼煙」へ。能登半島のほぼ先端にある道の駅です。

道の駅に自転車を止め、徒歩で禄剛埼灯台へ向かいます。

禄剛埼灯台へ到着。能登半島の最先端にあります。
海から昇る朝日と、海に沈む夕陽を見られる観光スポットだそうな。

「道の駅 狼煙」から珠洲市街地まで、あと約20km。
時刻は15時すぎ。雨雲レーダーを見るともうすぐ雨が降りだしそうで、以降は明日早朝までずっと雨予報・・・
この道の駅を宿営地としてここで一泊するか、ダッシュで20km先の珠洲市街を目指すか、選択を迫られます。
・・・これまでの経験を踏まえ、ダッシュで珠洲市街を目指すことにしました。
途中でザッと雨が降ってきたんですが、10分ほど雨宿りをしたら止んだので、再びダッシュを再開します。
そんなこんなで、なんとか珠洲市街へ到着し、「道の駅 すずなり」へ。なんとか天気も持ちこたえてくれました。

この道の駅は「のと鉄道能登線 珠洲駅跡」にあり、駅のホームが残っています。

道の駅の近くにある「海浜あみだ湯」で疲れを癒します。

道の駅に戻り、湯上りに一杯やります。19時くらいから本格的に雨が降ってきました。

自転車を道の駅に置き、徒歩で傘を差し「8番らーめん 珠洲店」へ。夕食をいただきます。

道の駅に戻り、雨が当たらない位置にテントを張り、就寝~
テントの外から聞こえる、シトシトという雨の音、とても好きなんです。
この日は石川県輪島市街を出発し、珠洲市街まで、約82kmほど走りました。
4日の日記へ
2023/4/27(木)~5/2(火)の6日間、自転車で能登半島を一周してきました。
このブログはその2日目(2023/4/28)の旅日記になります。
1日目の日記は
こちら。
2日目(2023/4/28)のスタート
2日目は石川県羽咋郡志賀町の「道の駅 ころ柿の里・しか」からスタートです。
昨晩、ここでテント野宿しました。

道の駅から眺める朝日。

一晩お世話になった「道の駅 ころ柿の里・しか」を出発します。

北陸電力 志賀 原子力発電所を横目に北上していきます。

旧福浦灯台へ。日和山と呼ばれる断崖の上にある、日本で最も古いとされる木造灯台だそうな。

現存するこの灯台は、明治9年(1876)に日野吉三郎の手で建造されたものだそうな。

能登金剛「巌門」へ。

海に突き出た岩盤にある、浸食によってぽっかりとあいた洞門です。
幅6メートル、高さ15メートル、奥行き60メートルあるそうな。この洞門をくぐった先に遊覧船乗り場があります。

機具岩へ。
機織りの神様の伝説を生んだ夫婦岩とのことで、高さ16メートルと12メートルの美しい2つの岩が寄り添うように並び、しめ縄で結ばれています。

世界一長いベンチへ。
全長460.9メートルのベンチで、1989年、世界一長いベンチとしてギネスブックに掲載されたんだそうな。

ベンチ付近は「サンセットヒルイン増穂」と呼ばれる夕日の名所で、誰もいない浜辺で日本海に沈む大きな夕日を独り占めできるんだそうな。

「道の駅 とぎ海街道」へ。

世界一長いベンチのすぐ傍にある道の駅です。のんびり物産を眺めます。

道の駅の食堂で一休み~

棚田ビュースポット展望台なるものがあったので寄ってみました。

「日本の棚田百選」に選定されている棚田だそうで、大笹波水田と言うんだそうな。

義経の舟隠しへ。

1185年、源瀬朝の厳しい追手から逃れる義経と弁慶らが、奥州へ下る途中、荒波を避けるため舟を隠したと伝えられている入り江の岩場だそうな。
細長い入り江で沖から見えにくく、48隻もの船を隠したといわれてるんだそうな。

ヤセの断崖へ。

松本清張の名作「ゼロの焦点」の舞台となった断崖絶壁だそうな。

その昔、周辺の土地がやせていたことや、断崖に立つと身が「やせる」思いがすることから、「ヤセ」の名がついたと言われてるんだそうな。
高さ35メートルの崖から日本海を一望することができます。

石川県輪島市へ。

剱地権現岩(つるぎじごんげんいわ)」、通称 トトロ岩だそうな。

目玉が飾り付けてあって、トトロに見えるw

赤神トンネルをくぐります。 このトンネルの周りだけ岩が赤く染まっているんですよね。

「道の駅 赤神」へ。

道の駅の食事処で昼食休憩。
「バイ喰うカレー」を頂きました。ライダー歓迎を表すカレーなんだそうな。

總持寺祖院へ。

曹洞宗の大本山として瑩山紹瑾禅師により、1321(元亨元)年に創建されたんだそうな。

1898(明治31)年の大火で境内は焼失し、本山は1910(明治43)年、神奈川県横浜市鶴見に移ったんだそうな。
そちらは
2020/8/8の三浦半島への自転車旅で訪れています。
でも焼失後、ここまで立派に再建されていて素晴らしい。

ここから両サイドを山に挟まれた国道249号を18kmほど北上し、輪島市の市街へ向かいます。
気持ち良い快晴で新緑が綺麗な風景が続きますが、峠のような登り道も長く続き、中々大変でした・・・
輪島市街へ入り、まずは石川県輪島漆芸美術館へ。

漆の里・輪島が誇る漆芸専門の美術館だそうな。
こちらは輪島塗技術保存会が5年もの歳月をかけて制作した輪島塗大型地球儀「夜の地球 Earth at Nignt」だそうな。

日本を代表する漆器として知られる輪島塗の技と歴史が展示されていました。

輪島キリコ会館へ。

日本遺産にも認定されている「能登のキリコ祭り」で使われるキリコを展示する施設だそうな。

館内には大小さまざまな約30基のキリコが立ち並んでいて、高さは約10mほど、最大で4階建てビルほどもあるんだそうな。

「道の駅 輪島(ふらっと訪夢)」へ。

のんびり物産を眺めます。

この道の駅は旧輪島駅の跡地にあります。駅の名残りがあります。

「足湯 湯楽里」へ。
誰でも気軽に利用できる無料の足湯で、のんびり浸かってきました。

輪島市街をのんびりサイクリング。
「マリンタウンこどもの広場」に隣接する海辺へ。

輪島朝市が開催される朝市通りへ。輪島No.1の観光スポットです。
明日の朝、朝市の開催中にまた来よう。

ゴーゴーカレー 輪島店で夕食。ゴーゴーカレーは金沢発祥なんだそうな。

白山湯へ。昭和な雰囲気の銭湯で、のんびり疲れを癒します。

マリンタウンこどもの広場あたりにテントを張り、就寝~
この日は石川県羽咋郡志賀町の「道の駅 ころ柿の里・しか」からスタートして輪島市街まで、90kmほど走りました。
3日目の日記へ
2023/4/27(木)~5/2(火)の6日間、自転車で能登半島を一周してきました。

これまでの自転車旅(日本一周)の経路
これまで長期休暇を何回か使って、小分けにして自転車で日本一周を目指してきました。経路はこちら。

日本一周とは別に、以下の場所へも自転車で旅をしてます。
今回の自転車旅の経緯
ゴールデンウィーク、11連休を取得することができました。
今回は石川県と富山県に跨る能登半島を一周してみることにしました。
以前、本州一周で北陸を走ったときは能登半島をスルーしていたのです。
能登半島一周のルートはいくつかありますが、今回は
「いしかわ里海めぐりルート」で一周することにしました。
1日目(2023/4/27)のスタート
東京の自宅から新幹線の輪行で石川県の金沢駅へ。

金沢駅は
2018/7/15の自転車旅で訪れていました。なので5年ぶりです。
その時に兼六園や東山ひがし茶屋街は観光済みなので、今回はスルーし、さっそく北上していきます。
まずは
「いしかわ里海めぐりルート」で金沢駅の次のチェックポイントとして設定されている内灘駅へ。

内灘駅は北陸鉄道浅野川線の終着駅です。ホームに停車してる電車がよく見えて、趣深い駅です。

海沿いを北上する能登海浜自転車道へ。

石川県かほく市へ。

更に能登海浜自転車道を北上していきます。

道の駅 高松で休憩~

ここで昼食をいただきました。綺麗な海を眺めながら、のんびりなヒトトキ。

千里浜なぎさドライブ ウェイ 今浜口へ。

千里浜なぎさドライブウェイは、全長約8キロメートルの砂浜ドライブウェイです。
自動車はもちろん、バスやバイク、自転車でも、砂浜を走行できます。さっそく自転車で進んでいきます。

千里浜なぎさドライブウェイをしばらく進み、ドライブウェイに隣接する志雄PAで休憩~

千里浜なぎさドライブウェイのすぐ近くにある「道の駅 のと千里浜」へ。

道の駅にある千里浜砂像。ドライブウェイの砂を使ってるんだそうな。

のんびり物産を眺めます。

再び千里浜なぎさドライブウェイへ。

壮観。

千里浜なぎさドライブウェイの終点まで来ました。8kmほど砂道を走ったことになります。

最後に振り返って、千里浜なぎさドライブウェイ&自転車のお写真一枚。

能登千里浜レストハウスで休憩。千里浜なぎさドライブウェイの終点のすぐそばにあります。

能登の旅路への玄関口でもあり、お食事もお買い物もできるドライブウェイのオアシスだそうな。

能登國一宮 氣多大社へ。

崇神天皇の時代に社殿が造営された古社で、前田利家とまつが崇敬した大社でもあるそうな。

妙成寺へ。

妙成寺は北陸における日蓮宗の本山で、永仁2年(1294年)に開山したんだそうな。

加賀百万石・前田家ゆかりのお寺さんで、10棟の国重要文化財があります。その1つ、五重塔。

庭園から見える五重塔が綺麗です。

「道の駅 ころ柿の里・しか」へ。今日の宿営地にする予定です。

道の駅の隣にある「スーパーセンター ロッキー 志賀の郷店」へ。
ホームセンターとスーパーマーケットが合体していて、とても大きなお店です。ここで一杯、幸せ~

そのお隣にある「花や249」という定食屋さんで夕食。

道の駅に隣接する「アクアパーク シ・オン」へ。

天然温泉があり、のんびり疲れを癒します。
他にもレストランやプールやジムなども併設してます。

「道の駅 ころ柿の里・しか」にテントを張り、就寝~
この日は石川県金沢駅から石川県羽咋郡志賀町まで、70kmほど走りました。
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